ソニーG、「クランチロール」は「想定を上回るペースで拡大」 有料会員1000万人近くに増加、DB超や鬼滅の刃、呪術廻戦の海外配給も好調
ソニーグループ<6758>は、昨日(11月2日)、2020年12月にAT&Tより買収したクランチロール(Crunchyroll)とファニメーションとのサービス統合について順調に進捗していることを明らかにした。クランチロールの有料会員数が足元で1000万人近くまで増えるなど、「当初の想定を上回るペースで事業拡大が進んでいる」(十時 裕樹 副社長 兼 CFO)という。
ちなみに、2021年8月にクランチローロが発表した有料会員数は500万人であったから、統合効果もあってわずか1年強で2倍に伸びたことになる。
またクランチロールでは、日本のアニメ映画の海外配給にも注力しており、『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は公開初週には興行成績トップを記録。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』と『劇場版呪術廻戦』についてもそれぞれ初週2位を記録した。
このほか、アニメのパッケージやキャラクターグッズ、コミックなどを販売するEC企業のRightStufの買収も完了。買収を通じて、クランチロールのマーチャンダイジングをさらに強化し、アニメのファンコミュニティとのより多面的で深いエンゲージメントを確立する、としている。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- Crunchyroll(クランチロール)