プレイシンク、シリーズAでSTRIVE、ユナイテッド、f4samurai、double jump.tokyo等より総額4.7億円を調達…NFTサービス拡大のため
Web3スタートアップのプレイシンクは、シリーズAラウンドにおいて、STRIVE、W Fund、ユナイテッド<2497>、f4samurai、double jump.tokyo、OLMベンチャーズ等を引受先とする第三者割当増資により総額4.7億円の資金調達を完了したことを発表した。
引受先のひとつであるユナイテッドは、 今回の出資を通じてユナイテッドグループが保有する人材マッチング事業やDXコンサルティング事業などのアセットを最大限活かし、 今後のプレイシンクの成長を支援していくとのこと。
プレイシンクは好きなものを好きでよかったと思える世界の実現を目指し、 NFT技術を活用した様々なサービスの開発を進めている。
2021年9月にオルトプラスの子会社として設立、 2022年3月に当時の事業責任者であり現代表である小林氏がMBO(マネジメント・バイ・アウト)を実施した。
プレイシンクは特許出願中の「デジタルヴィンテージ技術」により、 ユーザーが購入したNFTが資産価値を保つようにコントロールされ、 安心して購入・保有でき、 ユーザーが集める喜びを享受できる仕組みを提供する。
同社では現在、 この技術を活用した新サービス「NFTトレーディングカード」の第1弾として、 プロサッカー選手のプレー動画をトレカとして販売するサービスを2022年11月より開始する予定。
「デジタルヴィンテージ技術」により、 安心してNFTを集める喜びを享受できるだけでなく、 NFTを保有するユーザーが選手やファン同士でコミュニケーションできるなど、 ファンとしての推し活がより楽しめる新サービスとなる。
なお、 同サービスはプレイシンクの特許技術を基盤として開発した「トレカプラットフォーム」上で展開する。
トレカプラットフォーム上に他のIP(知的財産)を横展開することで、 スポーツのみではなく、 アニメやエンタメ領域のIPを活用したトレカサービスの展開も計画している。
プレイシンクはNFT技術の汎用化を図り、 多くの人がNFTを気軽に利用できるように社会実装を進めていく企業となると予想している。 また、 プレイシンクの経営陣は、 上場企業にてゲーム事業及びブロックチェーン事業を牽引してきた経験を有しており、 当領域における適切な事業運営が期待される。
さらに、 サービス設計においても、 NFT事業の最大の欠陥である“消耗や消費が起きないことにより供給量が減らず、 市場における価値が下がってしまう”という構造的問題を克服する仕組みを考えており、その点も期待し出資を決定したという。
プレイシンクは今回調達した資金で、 サービス拡大のためのIPホルダーとの連携、 国内外での人材採用、 Web3・NFT事業の開発をより加速する。
会社情報
- 会社名
- ユナイテッド株式会社
- 設立
- 1998年2月
- 代表者
- 代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 2497
会社情報
- 会社名
- プレイシンク(PLAYTHINK)
会社情報
- 会社名
- double jump.tokyo株式会社
- 設立
- 2018年4月
- 代表者
- 代表取締役CEO 上野 広伸/代表取締役CTO 満足 亮