【決算レポート】イマジニア、第2四半期(7~9月)は研究開発費の大幅増もあり営業益は98%減に 『Fit Boxing 北斗の拳』の国内版を12月に発売へ
イマジニア<4644>の2023年3月期の第2四半期(7~9月)の連結決算は、前年同期はNintendo Switch向け『Fit Boxing2』が寄与していた反動減により、減収となった。
また、コンテンツ事業の主力であるパッケージゲームおよびスマートフォンゲームを中心に、研究開発費を前事業年度に比べ大幅に増加して「ヒットコンテンツ」の創出を目指していることもあり、利益率が大きく低下した。
売上高13億1800万円(前年同期比15.6%減)
営業利益500万円(同98.2%減)
経常利益6300万円(同79.3%減)
最終利益3300万円(同83.7%減)
直近で開発が進んでいるパッケージゲームは、「Fit Boxing」シリーズの基本機能はそのままに「北斗の拳」の世界観でエクササイズを楽しむことができるNintendo Switchソフト『Fit Boxing 北斗の拳 ~お前はもう痩せている~』だ。『Fit Boxing 北斗の拳』は、国内版が12月22日、海外版は2023年3月に発売する予定となっており、第3四半期と第4四半期の業績に寄与してくることが予想される。
また、同じくNintendo Switchソフトの『漢検スマート対策』と『英検スマート対策』を12月8日に発売することも決定した。
一方、スマートフォンゲームについては、2022年6月に配信を開始した『サンリオキャラクターズ ミラクルマッチ』が期中はフル寄与した。また、『メダロットS』でTVアニメ「フルメタル・パニック! Invisible Victory」とのコラボイベント、『すみすみ~まったりパズル』でコーエーテクモゲームスの『金色のコルダ スターライトオーケストラ』とのコラボイベントをそれぞれ開催した。
なお、2023年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高73億円(前期比15.3%増)
営業利益7億5000万円(同36.3%減)
経常利益10億円(同25.2%減)
最終利益6億7000万円(同24.8%減)
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644