SHIFT、第1四半期(9~11月)決算は売上高35%増、営業益7%減に 順調な顧客単価の上昇が売上高成長をけん引 人材採用などの戦略的投資を継続

  • ソフトウェアテスト大手のSHIFT<3697>は、1月12日、2023年8月期の第1四半期(9~11月)の連結決算を発表、順調に推移した人材採用とサービス強化による順調な顧客単価の上昇が売上高成長をけん引した。

    一方、人材採用などの戦略的投資を引き続き積極的に推進したことで各利益項目とも減益にとどまった。

    売上高193億5400万円(前年同期比35.6%増)
    営業利益18億800万円(同7.4%減)
    経常利益20億800万円(同7.4%減)
    最終利益12億3300万円(同10.6%減)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①ソフトウェアテスト関連サービス 売上高129億1100万円(前年同期比42.7%増)、営業利益25億1800万円(同13.5%増)
    既存顧客に対する顧客目線での提案の徹底により、顧客月額売上単価が上昇した。

    ②ソフトウェア開発関連サービス 売上高58億5000万円(同33.6%増)、営業利益3億5200万円(同16.5%増)
    順調なエンジニア採用及びグループ会社間の連携を強化した。

    ③その他近接サービス 売上高15億4400万円(同7.2%増)、営業利益6800万円(同67.8%減)
    一部の連結子会社において収益性が悪化した。

    ■通期予想に変更はなし
    2023年8月期通期の連結業績見通しは、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高870億円(前期比34.1%増)
    営業利益94億円(同36.0%増)
    経常利益95億円(同25.8%増)
    最終利益63億円(同26.7%増)

株式会社SHIFT
https://www.shiftinc.jp/

会社情報

会社名
株式会社SHIFT
設立
2015年9月
代表者
代表取締役社長 丹下 大
決算期
8月
上場区分
東証プライム
証券コード
3697
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