テンダ、第2四半期(6~11月)決算は売上高29%増、営業益30%増に 主力のITソリューション事業の受託開発が順調 「テンダラボ」も想定上回る

  • テンダ<4198>は、1月13日、2023年5月期の第2四半期(6~11月)の連結決算を発表、主力のITソリューション事業で受託開発が順調に推移したほか、ITソリューションのサブスクリプションモデル「テンダラボ」も想定を上回り、増収増益を達成した。

    売上高19億9400万円(前年同期比29.5%増)
    営業利益1億8300万円(同30.2%増)
    経常利益1億6500万円(同25.7%増)
    最終利益8600万円(同0.2%増)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①ITソリューション事業 売上高15億6300万円(前年同期比48.5%増)、セグメント利益3億8300万円(同4.5%増)
    企業のDX化などに向けた投資などが活性化されつつある状況もあり、受託開発においては案件数、案件単価ともに順調に推移した。また、「テンダラボ」も想定を上回る受注があったほか、原価管理も徹底した。

    ②ビジネスプロダクト事業 売上高2億8700万円(同12.5%増)、セグメント利益9600万円(同328.7%増)
    主力製品である「Dojo」が堅調に推移した。

    ③ゲームコンテンツ事業 売上高1億4200万円(同38.5%減)、セグメント利益200万円(同3.5%減)
    主力プラットフォームにおける競合ゲームの活況を受け、自社タイトル『ヴァンパイア†ブラッド』などの業績に影響が出たため、追加の集客施策などのイベントを実施しつつも原価を中心としたコスト削減に注力した。また、保守・運営の受託業務は減少した。

    ■通期予想を上方修正
    2023年5月期通期の連結業績予想は、第2四半期までの実績と下半期の業容拡大見通しを踏まえて上方修正を実施(関連記事)しており、以下のとおり。

    売上高40億円→42億円(増減率5.0%増、前期比19.7%増)
    営業利益4億円→4億5000万円(同12.5%増、同20.6%増)
    経常利益3億8300万円→4億3400万円(同13.3%増、同20.8%増)
    最終利益2億4700万円→2億7000万円(同9.3%増、同12.4%増)

株式会社テンダ
https://www.tenda.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テンダ
設立
1995年6月
代表者
代表取締役会長 取締役会議長 小林 謙/代表取締役社長CEO 薗部 晃
決算期
5月
直近業績
売上高51億7500万円、営業利益5億4500万円、経常利益5億4700万円、最終利益3億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4198
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