オリエンタルランド、23年3月期決算は営業利益1338%増の1111億円…東京ディズニーランド&シーの入園者が大幅増

オリエンタルランド<4661>は、本日(4月27日)、2023年3月期(22年4月~23年3月)の連結決算を発表し、売上高4831億2300万円(前の期比75.3%増)、営業利益1111億9900万円(同1338.0%増)、経常利益1117億8900万円(同891.3%増)、最終利益807億3400万円(同900.8%増)と大幅な増益となった。

・売上高:4831億2300万円(同75.3%増)
・営業利益:1111億9900万円(同1338.0%増)
・経常利益:1117億8900万円(同891.3%増)
・最終利益:807億3400万円(同900.8%増)

「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」で求められるソーシャルディスタンスが「前後左右ともに人と人とが触れ合わない程度の間隔」に緩和したことを受け、同社グループの運営する東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの入園者数の上限を段階的に引き上げて運営したところ、入園者数は大幅に増加した。

さらに、テーマパーク事業においては、両パークでのさまざまなスペシャルイベントや東京ディズニーシーの新規ナイトタイムエンターテイメント「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」が奏功したこと、政府・自治体の観光需要の喚起策の影響もありレジャー需要が回復したことなどから入園者数が増加した。また、ゲスト1人当たり売上高は、新たに導入した「ディズニー・プレミアアクセス」等により増加した。ホテル事業においては、2022年4月より東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルがオープンした。

 

■2024年3月期の業績見通し

2024年3月期の業績は、売上高5439億5400万円(前期比12.6%増)、営業利益1221億6900万円(同9.9%増)、経常利益1225億6400万円(同9.7%増)、最終利益869億9100万円(同7.8%増)を見込む。

・売上高:5439億5400万円(同12.6%増)
・営業利益:1221億6900万円(同9.9%増)
・経常利益:1225億6400万円(同9.7%増)
・最終利益:869億9100万円(同7.8%増)
・EPS:53.11円