ソニーG、「プレイステーション5(PS5)」の第1四半期の販売台数は330万台 通期計画2500万台に比べて遅れも「7月のプロモーションで改善」
ソニーグループ<6758>は、この日(8月9日)、第1四半期(2023年4~6月)の決算説明会において、「プレイステーション5(PS5)」ハードの販売台数が330万台だったことを明らかにした。同社では「2024年3月通期の2500万台計画に対する進捗は若干計画に届いていないが、7月から開始したプロモーションでモメンタムは改善している」とコメントした。つづけて「計画達成に向けて必要な施策を行っていく」と計画達成に意欲を示した。
計画に達しなかった要因について質問を受けると、十時裕樹社長は、「期初の期待に対して若干届かなかった。需要が強いとのことだったので、収益性を考慮し限定的にプロモーションを行っていた。これでは効果が弱いということで、7月に入って一部地域で本格的にプロモーションを行ったところ、非常に手応えが出てきた。年末までにキャッチアップできる可能性があり、第3四半期に向けて販売施策を強化したい」と回答した。ただし、収益性を度外視するような極端な施策は考えていないとのこと。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹