G2 Studios、WebAR開発プラットフォーム「8th Wall」を提供するNianticと事業提携 AR技術などを利用した販促サービスの開発支援を開始
ギークス<7060>のゲーム開発子会社であるG2 Studiosは、本日(8月31日)、WebAR開発プラットフォーム「8th Wall」を提供するNianticと事業提携したことを発表した。
今回の提携により、Nianticの提供するAR技術などを利用した販促サービスの開発支援を開始する。その第一弾として、台湾のエバー航空へのサービス支援を予定している。
■今回の提携の背景
G2 Studiosは、スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営を通じて、会社のミッションである「アソビ創造集団。」の達成に向け、事業を推進してきた。2022年4月には、親会社のギークスにてARやVRの技術を活用した動画を制作していたメンバーを中心に「xRディビジョン」を組織化し、エンターテインメント領域におけるxRの技術を組み合わせたコンテンツの開発をはじめ、様々な商品・サービスの販売促進支援に取り組み、事業領域を拡大している。
『Pokemon GO』や『Monster Hunter Now』などのARと位置情報技術を利用したアプリを開発・提供するNianticとの今回の提携によって、Nianticが提供するWebAR開発プラットフォーム「8th Wall」の活用を通じて、G2 Studiosが制作するARコンテンツとそのユーザー体験をより多くの方々に届けられるようになる。ゲーミフィケーションを基軸に、遊び心を大切にしたARコンテンツによって、これまで以上に多くの販売促進の仕掛けを提供できればと考えているという。
■WebAR開発プラットフォーム「8th Wall」について
Nianticが提供するWebAR開発プラットフォーム「8th Wall」は、Webだけで完結するAR開発ツール。特定のアプリのダウンロードは必要なく、あらゆるデバイスで楽しむことができる。
G2 Studiosがクライアントの販売促進を目的として制作したARコンテンツを「8th Wall」上にアップロードすることで、アクティベーションの労力やエントリー障壁を減らすことが可能となり、より多くのユーザー体験を提供することができる。
本提携の第一弾として予定している台湾のエバー航空とのサービス開発では、新機材の機内の様子を「8th wall」上で表現し、AR体験を通じてユーザーに快適さとラグジュアリー感を伝えるなど、さまざまなコンテンツ制作を進めていく。
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060
会社情報
- 会社名
- Niantic
会社情報
- 会社名
- G2 Studios株式会社
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 桜井 敦