ハピネット、9月中間の最終益を20億円→41億円に大幅上方修正 「一番くじ」やポケカ、家庭用ゲーム、カプセル玩具好調 ブロッコリー段階利益も押し上げ
ハピネット<7552>は、10月17日、2024年3月期 第2四半期累計の連結業績の上方修正を行い、売上高1600億円(前回予想1450億円)、営業利益47億円(同31億円)、経常利益49億円(同32億円)、最終利益41億円(同20億円)、EPS185.09円(同90.29円)とした。
・売上高:1600億円(前回予想1450億円)
・営業利益:47億円(同31億円)
・経常利益:49億円(同32億円)
・最終利益:41億円(同20億円)
・EPS:185.09円(同90.29円)
従来予想からの修正率は、売上高10.3%増、営業利益51.6%増、経常利益53.1%増、最終利益105.0%増となっている。
・売上高:10.3%増
・営業利益:51.6%増
・経常利益:53.1%増
・最終利益:105.0%増
同社では、修正要因について、玩具事業で BANDAI SPIRITS の「一番くじ」や「ポケモンカードゲーム」などのトレーディングカードが依然好調に推移したことに加え、ビデオゲーム事業でヒット商品があったことや、カプセル玩具市場の拡大によりアミューズメント事業の売上が伸長したため、としている。
また、8月31日をみなし取得日として同社の持分法適用会社であったブロッコリーの株式を追加取得し連結子会社化したことに伴い、段階取得に係る差益10億2500万円を特別利益として計上したことも最終利益を押し上げた。
なお、2024年3月通期の業績予想については、最大の商戦期であるクリスマス・年末年始商戦の状況が現時点では不透明なため、修正は行っていないとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3504億6100万円、営業利益86億7900万円、経常利益89億7400万円、最終利益65億8100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552