【ゲーム株概況(10/24)】金利先高・中東情勢に懸念抱きつつも自律反発狙いで指数反発に コーテクやAimingなど年初来安値もプラ転&下げ渋る銘柄続出
10月24日の東京株式市場は小反発。日経平均株価は、前日比62円80銭高の3万1062円35銭で取引を終えた。前日まで1000円超の下落となった反動で、自律反発を狙った買いが入ったようだ。ただし、米国の金利上昇に関する見通しや中東情勢への懸念など外部環境の不透明感が依然として強いとの見方から上値では利益確定の売りに押された。
こうしたなか、ゲーム関連株も自律反発狙いの買いが入り、プラスで引ける銘柄が目立った。ユークス<4334>が10%を超える上昇となったほか、好決算を発表したモバイルファクトリー<3912>も朝方から買われた。
GENDA<9166>も反発。昨日10月23日、アミューズメント施設向けプライズゲームにおけるプライズ(景品)の卸売事業を展開するアレスカンパニーを10月下旬に買収することを明らかにしたことが手がかり材料となったようだ。
他方、コーエーテクモホールディングス<3635>が年初来安値を更新したが、引けにかけて下げ渋った。前日、9月中間期の業績予想を修正し、営業利益を152億円から135億円に減額したことが嫌気された。パッケージゲームの初動が計画を下回ったことが主な要因だが、下値でショートカバーや自律反発狙いの買いが入った。
同様にenish<3667>やケイブ<3760>、アエリア<3758>、gumi<3903>、Aiming<3911>、カヤック<3904>、ギークス<7060>、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>など年初来安値を更新したものの、全体相場の好転とともにプラスに転じた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 設立
- 1978年7月
- 代表者
- 代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 非上場
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166