フリュー、2024年3月期の営業利益を25億円から33億円に上方修正…クレーンゲーム景品や高価格帯ホビー商品の受注好調

フリュー<6238>は、11月14日、2024年3月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高420億円(前回予想390億円)、営業利益33億円(同25億円)、経常利益33億円(同25億円)、最終利益23億円(同17億3500万円)、EPS86.99円(同65.62円)とした。

・売上高:420億円(前回予想390億円)
・営業利益:33億円(同25億円)
・経常利益:33億円(同25億円)
・最終利益:23億円(同17億3500万円)
・EPS:86.99円(同65.62円)

従来予想からの修正率は、売上高7.6%増、営業利益32.0%増、経常利益32.0%増、最終利益32.5%増となっている。

・売上高:7.6%増
・営業利益:32.0%増
・経常利益:32.0%増
・最終利益:32.5%増

全社的に費用増加が想定されるものの、世界観ビジネスの受注好調を受けて売上と利益の見通しを引き上げた、としている。

 

■世界観ビジネス

クレーンゲーム景品や高価格帯ホビー商品がメインだが、受注が好調に推移しており、売上高・利益ともに見通しを引き上げている。一方、商品は主に中国で生産を行っているが、支払いの多くはドル建てとなっているため、円安の進行により仕入高が高騰している。

なお、今回の業績予想の前提となる第3四半期以降の為替換算レートについては、1米ドル=150円(前回予想時1米ドル=135円)としている。また、2024年3月期での受注損失引当金や在庫引当を1億円程度見込んでいる。

 

■ガールズトレンドビジネス

プレイ回数の戻りは鈍く、厳しい市場環境が続いているため、年間総プレイ回数の見通しを3600万回から3400万回へ引き下げている。また、プレイ回数の見通しに連動し、3月末のピクトリンク月末有料会員を152万人から148万人へ見通しを引き下げている。

 

■フリューニュービジネス

大きな変更はない。

フリュー株式会社
http://www.furyu.jp/

会社情報

会社名
フリュー株式会社
設立
2007年4月
代表者
代表取締役社長 三嶋 隆
決算期
3月
直近業績
売上高364億円、営業利益21億3100万円、経常利益21億7900万円、最終利益14億4300万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6238
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