ゲオHD、第3四半期決算は営業益17%増の133億円…2nd STREETやリユースラグジュアリー商材、ゲームを中心とした新品商材、リユーススマホ好調

ゲオホールディングス<2681>は、2月9日、2024年3月期 第3四半期累計(23年4月~23年12月)の連結決算を発表し、売上高3274億0100万円(前年同期比17.1%増)、営業利益133億4300万円(同17.5%増)、経常利益143億9900万円(同17.6%増)、最終利益93億0800万円(同28.7%増)だった。

・売上高:3274億0100万円(同17.1%増)
・営業利益:133億4300万円(同17.5%増)
・経常利益:143億9900万円(同17.6%増)
・最終利益:93億0800万円(同28.7%増)

リユース系リユース商材の動向としては、リユースラグジュアリー商材を扱うOKURA TOKYOは小売販売を中心に好調に推移している。商品構成の中心であるリユース衣料・服飾雑貨は消費者の消費スタイルの変化の浸透を背景にリユース需要は継続し、国内外の2nd STREETが好調に推移した結果、リユース系リユース商材全体の売上は増加している。

メディア系リユース商材の動向として、ゲーム関連商材は旧作ゲームソフトの根強い人気や、前年度下期より需給バランスが改善していた家庭用ゲーム機本体のリユース市場への供給増加を背景に、売上は堅調に推移した。

また、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器の市場の広がりに対応する形で、「GEO mobile」の単独店出店やゲオ店舗への併設を積極的に展開し、通信機器の販売を伸ばしている。以上の理由により海外向けスマートフォン卸売が前年同期で好調だった反動減があったものの、メディア系リユース商材全体の売上は増加した。

新品商材の動向としては、前年同期に比べ新作ゲームソフトのヒットタイトルには恵まれなかったものの、家庭用ゲーム機本体やトレーディングカードの販売増が牽引し、売上は増加した。また、外国為替相場の円安進行により、為替差益4億1200万円を計上した。

 

■2024年3月期の業績見通し

2024年3月期の業績は、売上高4280億円(前期比13.4%増)、営業利益170億円(同60.1%増)、経常利益180億円(同50.9%増)、最終利益90億円(同58.4%増)、EPS227.42円を見込む。

・売上高:4280億円(同13.4%増)
・営業利益:170億円(同60.1%増)
・経常利益:180億円(同50.9%増)
・最終利益:90億円(同58.4%増)
・EPS:227.42円

計画に対する進捗率は、売上高76.5%、営業利益78.5%、経常利益80.0%、最終利益103.4%となっている。

・売上高:76.5%
・営業利益:78.5%
・経常利益:80.0%
・最終利益:103.4%

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