ギークスの決算説明資料より…3Q期間(10~12月)のG2 Studios事業は売上高38%減、1.1億のセグメント赤字に 運営タイトル7本、開発タイトルは3本に
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ギークス<7060>は、2月9日に2024年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表し、決算説明資料を公開した、今回はその中からG2 Studios事業(旧ゲーム事業)の状況を見てみたい。
第3四半期期間(10~12月)のG2 Studios事業は、売上高5億500万円(前年同期比38.4%減)、セグメント損益1億1200万円の赤字となった。第2四半期に発生した新規受注遅れの影響が継続したほか、サービス終了予定の運営タイトルのプロジェクト縮小によってストック売上高も減少した。
また、直近の運営・開発タイトルの状況は、運営タイトルはバンダイナムコオンラインが配信する『アイドリッシュセブン』やバンダイナムコエンターテインメントが配信する『僕のヒーローアカデミア ULTRA IMPACT』などの7本となっている。一方、開発タイトルは、12月末に1本の開発中止があったものの、新規1本の開発をスタートし、3本のタイトルの新規開発を行っている。なお、2024年1月にはさらに1タイトルの開発受注を完了したという。
なお、第3四半期累計のG2 Studios事業の業績は売上高16億2400万円(前年同期比25.1%減)、セグメント損益2億4900万円の赤字となっており、修正後通期計画の売上高20億円(進捗率81.2%)、セグメント損益4億1000万円の赤字の達成確度は高そうだ。
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060