サンリオ<8136>は、2月14日、2024年3月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高974億円(前回予想893億円)、営業利益268億円(同188億円)、経常利益284億円(同202億円)、最終利益174億円(同144億円)、EPS216.93円(同178.51円)とした。
・売上高:974億円(前回予想893億円)
・営業利益:268億円(同188億円)
・経常利益:284億円(同202億円)
・最終利益:174億円(同144億円)
・EPS:216.93円(同178.51円)
従来予想からの修正率は、売上高9.0%増、営業利益42.5%増、経常利益40.5%増、最終利益20.8%増となっている。
・売上高:9.0%増
・営業利益:42.5%増
・経常利益:40.5%増
・最終利益:20.8%増
海外及び国内需要が計画の想定を上回り、国内外ともに大幅増収となった。これに加え、構造改革を通じて営業費用をコントロールしたことにより収益性が向上し、連結業績が通期の業績予想を上回る水準で着地した。また、第4四半期でも足元の進捗を踏まえ計画を見直した結果、通期連結業績予想を修正するもの。
同時に発表した第3四半期累計(23年4月~23年12月)の連結決算は、売上高724億2500万円(前年同期比40.3%増)、営業利益213億9000万円(同101.8%増)、経常利益224億7800万円(同104.2%増)、最終利益161億3600万円(同137.6%増)と大幅増収増益を達成した。
・売上高:724億2500万円(同40.3%増)
・営業利益:213億9000万円(同101.8%増)
・経常利益:224億7800万円(同104.2%増)
・最終利益:161億3600万円(同137.6%増)
同社では、国内の店舗・テーマパークは、新型コロナウイルス感染症の分類移行に加え、様々な施策が奏功し、国内客および外国人観光客が大幅増となり、売上高を押し上げた。また、ライセンス事業は国内外ともに複数キャラクター戦略が奏功し、既存ライセンシーの商品展開が増加するなど、売上高の伸長に寄与したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136