SEH&I、第1四半期決算は営業益37.6%減の2億3300万円と大幅減益…投資事業好調も出版やソフト開発など主力事業が減益
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)<9478>は、7月25日、2025年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高16億8200万円(前年同期比0.5%減)、営業利益2億3300万円(同37.6%減)、経常利益1億8000万円(同41.5%減)、最終利益1億1500万円(同45.4%減)だった。
・売上高:16億8200万円(同0.5%減)
・営業利益:2億3300万円(同37.6%減)
・経常利益:1億8000万円(同41.5%減)
・最終利益:1億1500万円(同45.4%減)
投資運用事業が増収増益となったものの、出版、コーポレートサービス、ソフトウェア・ネットワーク、教育・人材がいずれも減益となった。
セグメント別の詳細は以下のとおり。
【出版事業】
書籍・電子書籍、イベント売上についてはある程度堅調に推移した一方、原価や販売コストが増加したことや、オンライン広告市場の低迷によりWebメディアなどの広告収入が減少したことなどにより、売上高9億4200万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益(営業利益)1億5100万円(前年同期比33.2%減)となった。
【コーポレートサービス事業】
既存クライアントからの受注減を主因に、売上高1億0900万円(前年同期比28.4%減)、セグメント損失(営業損失)1600万円(前年同期はセグメント利益300万円)となった。
【ソフトウェア・ネットワーク事業】
ソリューション事業、自社サービス・受託開発事業売上は前年同期水準で推移したものの、主に技術者の育成コストなどが増加したことなどにより、売上高2億0300万円(前年同期比5.4%減)、セグメント利益(営業利益)200万円(前年同期比91.2%減)となった。
【教育・人材事業】
IT人材研修事業売上は堅調だったものの医療関連人材紹介事業売上が弱含みで推移し、先行投資としての採用コストなどが増加した結果、売上高2億9000万円(前年同期比9.6%減)、セグメント利益(営業利益)億7200万円(前年同期比34.1%減)となった。
【投資運用事業】
安定的な投資運用増加に伴う配当金収入の増加を主因に、売上高1億3600万円(前年同期比20.9%増)、セグメント利益(営業利益)1億0900万円(前年同期比22.4%増)と増収増益になった。
■2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績は、売上高73億円(前期比0.2%減)、営業利益10億円(同17.8%減)、経常利益9億4000万円(同17.8%減)、最終利益6億2500万円(同14.4%減)を見込む。
・売上高:73億円(同0.2%減)
・営業利益:10億円(同17.8%減)
・経常利益:9億4000万円(同17.8%減)
・最終利益:6億2500万円(同14.4%減)
計画に対する進捗率は、売上高23.0%、営業利益23.3%、経常利益19.1%、最終利益18.4%となっている。
・売上高:23.0%
・営業利益:23.3%
・経常利益:19.1%
・最終利益:18.4%
会社情報
- 会社名
- SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)