任天堂の決算説明資料より…Switchハードウェア販売台数は前年同期比46%減も前四半期比では同⽔準に 『ペーパーマリオRPG』は176万本、『ルイージマンション2 HD』は119万本を販売
任天堂<7974>は、8月2日、2025年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表するとともに決算説明資料を公開した。今回はその中からNintendo Switchの販売状況(セルイン)を見てみたい。
2025年3月期の第1四半期(4~6月)のNintendo Switchのハードウェア販売台数は、前年同期比46.3%減の210万台となった。特に有機ELモデルの落ち込みが大きくなっているが、これは前年同期に『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の5月の発売に合わせ、ゼルダの伝説仕様の特別デザインハードを有機ELモデルで販売していた反動によるものと思われる。
また、ソフトウェアの販売本数は、前年同期⽐41.3%減の3064万本となった。こちらも『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の大ヒットの反動が大きく出ている格好だ。
なお、ハードの販売台数は直前四半期と⽐較すると同⽔準を維持しており、安定した販売動向になっているとしている。また、ソフトウェアも5⽉に発売した『ペーパーマリオRPG』が176万本、6⽉に発売した『ルイージマンション2 HD』が119万本の販売を記録し、新作タイトルは順調な滑り出しとなった。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974