KONAMI、学生クリエイターの登竜門「Indie Games Contest 学生選手権2024」最優秀賞を東京ゲームショウで発表
コナミデジタルエンタテインメントは、9月26日に「東京ゲームショウ2024」で「Indie Games Contest 学生選手権2024」授賞式を開催する。
「Indie Games Contest 学生選手権2024」は、国内在住の大学生、大学院生、専門学校生を対象としていて、テーマやジャンルを問わず応募できる学生クリエイターの登竜門となるコンテストで、今年2回目の開催となる。昨年の選手権で受賞されたクリエイターや作品は、他の様々な賞レースでも高く評価された。
今年もゲームに対して熱い情熱をもつ多くの学校、学生のからエントリーをし、昨年の2倍以上のエントリーが集まりました。また、8月上旬に行われた一次審査では、パズルゲームやアクションゲームなど多彩な作品の中からベスト20作品を選出した。これらの作品は、9月26日から開催される「東京ゲームショウ2024」コナミデジタルエンタテインメントブースで試遊利用できる。
9月5日に開催した二次審査では、吉田修平氏やトロヤマイバッテリーズフライド氏らによる厳正な審査が行われ、一次審査を通過した20作品の中から最優秀賞1作品、優秀賞2作品を選出した。
ベスト20作品一覧
審査員コメント
※敬称略
吉田 修平(よしだ しゅうへい)
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(インディーズ イニシアチブ 代表)
遊んで面白い作品が多く、レベルは確実に上がっています。
今後は、作りやすいジャンルに偏るのではなく、「何だこれは!?」と思わせる作品が出てきて欲しいと思いました。
簗瀬 洋平(やなせ ようへい)
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 シニア・アドボケイト
上位は楽しく遊べる作品が固まっていて、印象的なコンテストでした。
学生の「このゲームを作りたい!」と思って作っている強い意思が再確認できましたし、インディークリエイターとしての気持ちが伝わりました。
宮田 大介(みやた だいすけ)
株式会社ゲームクリエイターズギルド 代表取締役
ベスト20作品の質も高く、トップ3との差はほとんど感じないコンテストでした。審査員によっては、他の賞が選ばれるのでは?と思うくらい濃縮されたコンテストになっているように感じました。
トロヤマイバッテリーズフライド(赤松 秀晃/あかまつ ひであき)
自分が受賞した昨年のコンテストよりもレベルが上がっていると思いました。
参考にしているゲームがはっきりしているほど、作品のレベルは高くなる反面、作品を作るためにはゼロイチの何かが必要という事も今回のコンテストを通じて感じました。
谷渕 弘(たにぶち ひろし)
株式会社コナミデジタルエンタテインメント エグゼクティブディレクター
応募総数も増え、作品のレベルも上がっている事については、IGC学生選手権として良かったと感じました。審査員としてよりも、ユーザーとして遊びたい!発売して欲しい!と思う作品が多かったです。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)