エイチーム、第1四半期のゲーム事業は21年7月期以来の2四半期連続の黒字 既存ゲームの運営効率化、協業案件が貢献

エイチーム<3662>は、この日(12月6日)、第1四半期(2024年8~10月)決算で、エンターテインメント事業の業績について、セグメント利益が5300万円となり、前年同期8600万円の赤字から黒字転換したことを明らかにした。売上高9億5000万円と10億円割れとなったものの、久々の2四半期連続の黒字達成となった。下に掲載した業績推移を見ると、例年、第1四半期は「谷」となることが多いが、そこで黒字化できた意義が大きいのではないか。

同社では、既存タイトルの効率的な運用やコスト抑制を実施したことが奏功したことに加えて、協業案件が利益貢献した、としている。協業案件の比率は前年同期の実績はゼロだったが、四半期ごとに上昇しており、この四半期では13.7%となった。

 

 

なお、運営している自社タイトルは以下の通り。

・ヴァルキリーコネクト
・ユニゾンリーグ
・ダークサマナー
・三国対戦スマッシュ!
・ダービーインパクト
・快眠サイクル時計

なお、業績推移は以下の通り。売上、利益ともにすっかり縮小してしまったが、2四半期連続の黒字は久々。

 

株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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