エクストリーム、2025年3月期決算は営業益38%増の15億1700万円…受託開発とゲームライセンス収益拡大、Dragami Games貢献

エクストリーム<6033>は、本日5月14日、2025年3月期の度の連結決算は、売上高113億3600万円(前年同期比11.0%増)、営業利益15億1700万円(同38.3%増)、経常利益16億6400万円(同14.9%増)、最終利益11億3000万円(同9.3%増)と増収増益を達成した。受託開発とゲームのライセンス収益が伸びたことに加え、子会社Dragami Gamesが貢献した。

 

■デジタル人材事業、非エンタメ業界で好調

主要事業別の状況を見ていく。デジタル人材事業では、ゲーム業界の厳しい市場環境が続く中、エンターテインメント業界での受注獲得に苦戦した。一方、技術ソリューションに対する旺盛な需要を背景に、非エンターテインメント業界における受注は好調に推移。稼働プロジェクト数は9381(前年同期9052)となった。売上高は64億2600万円(同5.0%増)、セグメント利益は7億9800万円(同8.6%減)となった。

 

■受託開発事業、企業のデジタル投資拡大で堅調

受託開発事業では、企業のデジタル施策への投資拡大を背景に、営業利益ともに堅調に推移した。受注増加や案件規模の拡大が開発リソースの効率化に寄与し、収益性が向上した。売上高は35億3900万円(同9.7%増)、セグメント利益は9億1300万円(同37.4%増)となった。

 

■コンテンツプロパティ事業、「LOLLIPOP CHAINSAW RePOP」販売も寄与し大幅増

コンテンツプロパティ事業では、保有するゲームタイトルのライセンス収益に加え、子会社Dragami Gamesが発売した「LOLLIPOP CHAINSAW RePOP」のゲーム売上も計上した。売上高は14億6700万円(同252.7%増)、セグメント利益は6億7000万円(同134.1%増)と大幅な増加を記録した。

 

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高110億円(前期比3.0%減)、営業利益10億円(同34.1%減)、経常利益9億6300万円(同42.1%減)、最終利益6億1600万円(同45.5%減)、EPS115.22円を見込む。

・売上高:110億円(同3.0%減)
・営業利益:10億円(同34.1%減)
・経常利益:9億6300万円(同42.1%減)
・最終利益:6億1600万円(同45.5%減)
・EPS:115.22円

株式会社エクストリーム
https://www.e-xtreme.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エクストリーム
設立
2005年5月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
決算期
3月
直近業績
売上高113億3600万円、営業利益15億1700万円、経常利益16億6400万円、最終利益11億3000万円(2025年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
6033
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