GENDA、第1四半期決算はM&A効果で売上高38%増の342億円 のれん償却費やM&A関連費用の増加で営業利益は32%減の13億円と大幅減益

GENDA<9166>は、6月11日、2026年1月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高342億6900万円(前年同期比38.8%増)、営業利益13億9000万円(同32.4%減)、経常利益10億7300万円(同46.7%減)、最終利益2億2300万円(同81.7%減)だった。

・売上高:342億6900万円(同38.8%増)
・営業利益:13億9000万円(同32.4%減)
・経常利益:10億7300万円(同46.7%減)
・最終利益:2億2300万円(同81.7%減)

 

主力事業であるアミューズメント施設やカラオケ施設のロールアップをはじめ、外貨両替機事業を展開するSMART EXCHANGEと、展示会及びイベントのディスプレイ企画・設計・制作等を手掛けるディー・エイトを連結子会社とするなど、合計7件のM&Aを実行した。これらのM&Aの結果、前期末比で連結子会社は新たに4社増え、2025年4月末における連結子会社数は34社となった。

M&Aの加速により、「アミューズメント」「カラオケ」の更なる収益基盤の強化に加え、「ツーリズム」という新たな事業領域への進出、そしてグループシナジーの強化等を実現し、売上は大きく伸びた。

その一方で、積極的なM&Aの実行に伴い、のれん償却費の増加やM&A関連費用の先行発生等により、コスト負担が増加し、営業利益は大幅な減益となった。支払利息と為替差損の計上も経常利益に響いた。最終利益については税負担の増加も収益を圧迫した。

 

■2026年1月期の見通し

2026年1月期の業績は、売上高1570億円(前期比40.4%増)、営業利益105億円(同32.6%増)、経常利益91億円(同25.4%増)、最終利益50億円(同53.7%増)、EPS28.41円を見込む。株価収益率は31.6倍となる。

・売上高:1570億円(同40.4%増)
・営業利益:105億円(同32.6%増)
・経常利益:91億円(同25.4%増)
・最終利益:50億円(同53.7%増)
・EPS:28.41円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:21.8%
・営業利益:13.2%
・経常利益:11.8%
・最終利益:4.5%

株式会社GENDA
https://genda.jp/

会社情報

会社名
株式会社GENDA
設立
2018年5月
代表者
代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
決算期
1月
直近業績
売上高1117億8600万円、営業利益79億6500万円、経常利益73億0500万円、最終利益33億0400万円(2025年1月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
9166
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