GLOE、25年10月期決算は営業益11.6%増の1800万円…eスポーツイベント・エージェンシー拡大 先行投資を吸収し増益達成

GLOE<9565>は、12月11日、2025年10月期の連結決算を発表し、売上高28億4300万円(前の期比25.8%増)、営業利益1800万円(同11.6%増)、経常利益2400万円(同79.4%増)、最終利益300万円(前の期は1900万円の損失計上)だった。

・売上高:28億4300万円(同25.8%増)
・営業利益:1800万円(同11.6%増)
・経常利益:2400万円(同79.4%増)
・最終利益:300万円(同1900万円の損失計上)

同社では、eスポーツやゲームのイベント企画・運営を行う同社は、『eスポーツ・イベントサービス』と『エージェンシーサービス』の二つの事業が大きく伸長した。事業拡大に伴う先行投資によりコスト増を吸収して増益を達成したとのこと。

『eスポーツ・イベントサービス』では、インフルエンサーが主催するイベントや海外クライアントの案件が増加し、オンライン・オフラインの両方で幅広い案件を受注した。『エージェンシーサービス』も、インフルエンサーマーケティングやキャスティングに留まらず、コミュニティマーケティング、SNSマーケティング、OOH広告といった新規事業領域での受注が加わり、大きく業績を伸ばした。

コスト面では、主に販売費及び一般管理費が増加している。これは、事業拡大に伴う体制強化のための子会社の連結化による人件費の増加や、本社移転費用が主な要因であると同社は説明する。同社は、これらの費用を持続的な成長に不可欠な先行投資と位置付けている。さらに、取引先の与信管理を徹底する中で、予防的な観点から貸倒引当金繰入額を計上した。

 

■2026年10月期の見通し

2026年10月期の業績は、売上高33億5000万円(前期比17.8%増)、営業利益5000万円(同177.8%増)、経常利益4000万円(同66.7%増)、最終利益600万円(同100.0%増)、EPS2.16円を見込む。株価収益率は381.9倍となる。

・売上高:33億5000万円(同17.8%増)
・営業利益:5000万円(同177.8%増)
・経常利益:4000万円(同66.7%増)
・最終利益:600万円(同100.0%増)
・EPS:2.16円

GLOE株式会社
https://gloe.jp

会社情報

会社名
GLOE株式会社
設立
2015年11月
代表者
代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
決算期
10月
直近業績
売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
9565
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