
アドバンスト・メディア<3773>は、4月6日、ソフトウェアテスト・第三者検証を中心にソフトウェアおよびハードウェアの設計から開発まで一貫して手がけるfeatの全株式を4月14日付で取得し、完全子会社とすることを発表した。取得価額は非開示。
featは、195名の従業員のうち181名をエンジニアが占める、技術人材に特化した企業。ソフトウェアテスト・第三者検証、ソフトウェア設計・開発、ハードウェア設計・開発、技術サポートを主要事業としている。
独自のテスト標準「TESTOLOGY(テストロジー)」に基づいた体系的な検証プロセスや、有資格者によるレビュー体制を強みとし、第三者検証分野において15年以上にわたりノウハウを蓄積してきた。また、ソフトウェアおよびハードウェアの設計から開発、検証まで一貫して対応できる幅広い対応領域と確かな技術力を有している。
生成AIの普及により業務プロセスの自動化が急速に進む中、完成したソフトウェアやアプリケーションの最終品質をユーザー目線で担保する「人によるチェックと評価」は、サービスの完成度を左右する非常に重要なプロセスとなっている。AIでは置き換えが難しい領域として、品質保証・検証業務を担う、豊富なノウハウや高い専門性を持つ人材の必要性は今後も高まり続けると考えているという。
同社では、社会的にAI活用の機運が高まるほど、AI×人のコラボレーションが重要になると考えており、AIを活用することで仕事の効率と効果を高め、AIを相棒にすることで仕事を楽しくするという「AISH(アイッシュ:AI Super Humanization)」への取り組みを進めている。
今回の株式取得はその一環であり、同社が有するAI音声認識×音声AIの圧倒的な強みと、featの高い開発力・豊富な人材力を融合することで、日本語・音声認識・業界特化の強みを最大限に生かした「音声AIイネイブラー」としての新たな複合ソリューション・サービスの創出と顧客企業への提供価値向上および新規案件獲得の拡大を図っていく。
なお、この子会社化によるアドバンスト・メディアの連結業績への影響は、2027年3月期に連結化が実施される予定のため、2026年3月期の業績に与える影響は軽微としている。2027年3月期の業績予想については、2026年5月公表予定の2026年3月期決算で開示する予定だ。




