円谷フィールズHD、26年3月期決算は売上高23%増、営業益14%増に アミューズメント機器事業で有力IPを搭載した複数機種の販売が好調
円谷フィールズホールディングス<2767>は、5月12日、2026年3月期の連結決算を発表、子会社フィールズの展開するアミューズメント機器事業セグメントがけん引役となり、増収増益を達成した。
■2026年3月期決算実績
売上高1741億4200万円(前々期比23.9%増)
営業利益174億5500万円(同14.1%増)
経常利益177億5100万円(同7.8%増)
最終利益130億5000万円(同17.0%増)
■主な事業セグメントごとの状況
①コンテンツ&デジタル事業セグメント 売上高138億7400万円(前年同期比15.4%減)、営業利益9億3400万円(同67.0%減)
国内事業は、ライセンス収入、MD(物販)収入および映像・イベント収入が総じて堅調に推移し、前年同期比で増収となった。「ウルトラマンシリーズ放送開始60周年」記念施策の一環として、幅広い顧客層に支持されている優良なIPホルダーとのコラボレーションを積極的に行うことにより、幅広い顧客層に「ウルトラマン」の浸透を図っている。以上の結果、国内の売上高は50億300万円(前々期比6.4%増)となった。
海外事業は、前年同期比で減収・減益となったが、「ウルトラマン」は中国市場において引き続き高い認知度とファン基盤を有しており、中長期的な成長ポテンシャルに変化は無いものと認識しているという。最も信頼できるライセンシーとの戦略的なパートナーシップの強化を通じて、新規カテゴリーのライセンスおよびMDの拡充に向けた取り組みを着実に推進している。以上の結果、海外の売上高は43億4900万円(同36.6%減)となった。
②アミューズメント機器事業セグメント 売上高1590億6900万円(同29.2%増)、営業利益198億8100万円(同30.1%増)
「e新世紀エヴァンゲリオン ~はじまりの記憶~」をはじめとする有力IPを搭載した複数機種の販売が好調に推移したことに加え、通期に渡り「L 東京喰種」の増産ニーズに対応した結果、販売台数は約27.4万台(前年同期比33.6%増)となった。これにより、2025年度の市場販売台数に占める同社シェアは約18.2%(当社調べ)となった。
また、同社販売機種導入店舗に対し専用景品コーナーの設置を提案するなど、パーラーの集客最大化に向けた各種施策も併せて実施した。
■今期も増収増益を見込む
2027年3月期通期の連結業績予想については、以下のとおりで増収増益を見込んでいる。
売上高1870億円(前期比7.4%増)
営業利益190億円(同8.8%増)
経常利益191億5000万円(同7.9%増)
最終利益135億円(同3.4%増)
会社情報
- 会社名
- 円谷フィールズホールディングス株式会社
- 設立
- 1988年6月
- 代表者
- 代表取締役社長グループCEO 山本 英俊
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1741億4200万円、営業利益174億5500万円、経常利益177億5100万円、最終利益130億5000万円(2026年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2767