テレビ朝日HD、新日本プロレスを連結子会社化…グローバル市場をも見据えた強力なコンテンツ・IP創出を推進

テレビ朝日ホールディングス<9409>は、この日(5月27日)、連結子会社であるテレビ朝日が持分法適用関連会社である新日本プロレスの株式を6月30日に追加取得し、連結子会社とすると発表した。発行済株式の22.7%に相当する340万株を保有していたが、ブシロードより12億1600万円で355万00200株を取得する。これにより、46.3%に相当する695万0200株を保有することになる。

テレビ朝日HDは現在、新中期経営計画「START UP テレ朝!! 経営計画 2026-2029」を推進しており、同期間を「挑戦(イノベーション)の4年間」と位置づけている。テレビ朝日のコンテンツ制作力と、新拠点「東京ドリームパーク」を成長の両輪とし、「IP開発」と「イベント」でトップを目指す方針を掲げている。

同社は、強力なコンテンツ・IPを軸にグローバル展開を進める方針で、4年間で1000億円の戦略投資枠を設定。コンテンツ制作力やIPビジネス強化を目的とした成長投資を積極化している。

その中で、新日本プロレスについては、国内トップクラスのプロレス興行実績を持つだけでなく、海外展開も進めながら成長を続けている点を評価した。さらに、所属選手を軸としたIP価値の最大化や、配信、イベント、グッズ展開など、多面的なビジネス展開にも積極的に取り組んでいると説明している。

テレビ朝日と新日本プロレスはこれまでも、番組制作や映像コンテンツ、興行分野などで連携を進めてきた。今回の子会社化によって、今後はコンテンツやIPの共同開発・展開をさらに強化し、グローバル市場も見据えた強力なコンテンツ・IP創出を進めていく考えだ。

近年、テレビ朝日HDはアニメやイベント、インターネット配信などを含めた“総合IP企業”への転換を進めており、新日本プロレスの子会社化も、その戦略の一環として位置づけられそうだ。

 

 

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