セガサミーHD、1Q(4~6月)決算は売上高17%増、営業黒字に転換 フルゲームのリピート販売堅調 劇場版「名探偵コナン」最新作は興行収入136億円に

セガサミーホールディングス<6460>は、8月7日、2027年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、大型新作タイトルの投入が第3四半期以降に偏重する中、各セグメントにおいて売上高はおおむね想定どおりに推移し、増収・黒字転換を達成した。

■第1四半期決算実績

売上高950億2800万円(前年同期比17.3%増)
営業利益23億8400万円(前年同期5億1900万円の赤字)
経常利益36億1200万円(同21億2400万円の赤字)
最終利益21億6900万円(同33億8700万円の赤字)

■各セグメントごとの状況

①エンタテインメントコンテンツ事業 売上高684億4900万円(前年同期比1.1%増)、経常利益58億6200万円(同16.7%増)
コンシューマ分野は、フルゲームのリピート販売が想定どおりとなり、Rovio Entertainmentやトランスメディア展開に伴うライセンス収入もおおむね想定どおりとなった。映像分野では、ソニック映画第1、2弾の配分収入や、アニメーション作品の配信許諾に係る収入を計上した。AM&TOY分野においては、AM機器販売の好調により想定を上回る滑り出しとなった。

2027年3月期の主力フルゲームタイトルについては、第3四半期以降、順次投入する予定。これに先立ち、5月および6月に開催されたゲーム関連イベントなどにおいて、『STRANGER THAN HEAVEN』(2027年1月15日発売)、『ペルソナ4 リバイバル』(2027年2月18日発売)などの情報発信およびプロモーションを実施した。ウィッシュリスト登録数や関連動画視聴数などの先行指標は好調に推移しており、引き続き発売に向けた期待感を醸成し、販売の最大化を図っていく。

さらに、トランスメディア戦略のもと、主力IPをはじめとする保有IPのグローバルな多面展開を推進し、IP価値の向上及びライセンス収入のさらなる拡大を図っていく。

映像分野では、4月に公開された劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」が興行収入136億円を超えるヒット作となっており、同作品の配分収入に加え、引き続きソニック映画第1、2弾の配分収入を見込んでいる。

②遊技機事業 売上高175億3200万円(同58.7%増)、経常利益28億5800万円(前年同期36億3200万円の赤字)
「スマスロ ビッグドリーム THE GOLDEN PUSHER」の販売に加え、2026年3月期に発売した「スマスロ 化物語」「スマスロ 甲鉄城のカバネリ 海門(うなと)決戦」の追加販売も寄与し、好調な滑り出しとなった。また、2026年3月よりパチスロにおいてユニット販売を開始しているが、第1四半期においてはパチスロの販売台数の約20%がユニット販売となった。

今後については、人気IPおよび自社IPを活用した複数の新作タイトルの投入を進めていく。第2四半期においては、パチスロでは「スマスロ リコリス・リコイル」(2026年9月)、パチンコでは「e 七つの大罪3」(2026年8月)などを投入し、第3四半期においては、パチスロでは『スマスロ 獣王』(2026年10月)などを投入する。また、「スマスロ 甲鉄城のカバネリ 海門(うなと)決戦」につきましては、引き続き追加販売を実施する。

③ゲーミング事業 売上高80億3400万円(同491.5%増)、経常損益17億9800万円の赤字(前年同期1億8000万円の黒字)
既存ビジネス領域であるゲーミング機器販売が堅調に推移したことから、想定をやや上回る滑り出しとなった。ゲーミング機器販売においては、引き続き「Railroad RICHES」および「Super Burst」などの主力シリーズを中心に販売が伸長した。

一方、2026年3月期に買収したGANおよびStakelogicの業績取込の影響により、前年同期比では売上高は増収、営業損失は拡大した。

『パラダイスシティ』については、引き続き好調な日本人VIP客およびMass客が牽引し、カジノ売上は堅調に推移した。なお、新たに開業したホテルの一過性初期費用が発生したことや、税還付額が減少したことなどに伴い、持分法取込額は前年同期比で減少したものの、想定どおりの利益貢献となった
※GAN、StakelogicおよびPARADISE SEGASAMMYは12月決算のため3ヵ月遅れで計上

■通期業績予想は変更なし

2027年3月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高5100億円(前期比4.6%増)
営業利益445億円(同5.6%減)
経常利益475億円(同12.4%減)
最終利益325億円(前期57億5600万円の赤字)

セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高4875億4200万円、営業利益471億2800万円、経常利益542億500万円、最終損益57億5600万円の赤字(2026年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6460
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