メディアドゥHD、2019年2月通期の営業利益は58%増の14.7億円と大幅増益 「LINEマンガ」「Amazon Kindle」への電子書籍配信が好調
メディアドゥホールディングス<3678>は、4月10日、2019年2月通期の連結決算を発表し、売上高505億6800万円(前の期比35.9%増)、営業利益14億6800万円(同57.9%増)、経常利益14億9200万円(同79.6%増)、最終損益12億4300万円の赤字(前の期3億5800万円の黒字)だった。
主力の電子書籍流通事業が好調だった。「LINEマンガ」「Amazon Kindle」などの電子書店へのディストリビューションや電子書籍配信ソリューションの提供を行った、としている。売上高は499億1200万円(同37.8%増)、セグメント利益は15億2500万円(同66.7%増)と伸びた。
他方、広告代理店事業のほかに、電子書店向けの促進支援、読者への情報提供を通じて、電子書籍流通量の拡大につながる読者への需要喚起を担うメディア・プロモーション事業は9800万円のセグメント赤字となった。
最終損益は赤字だったが、子会社メディアドゥと出版デジタル機構の2社で開発を進めていた新電子書籍取次システムについて4億8400万円の減損損失、投資有価証券評価損12億1600万円、貸倒引当金繰入額3億3700万円、のれん償却額2億6000万円を特別損失として計上したことが響いた。
2020年2月期は、売上高600億円(前期比18.7%増)、営業利益15億円(同2.2%増)、経常利益15億円(同0.5%増)、最終利益7億5000万円(黒字転換)を見込む。
主力の電子書籍流通事業が好調だった。「LINEマンガ」「Amazon Kindle」などの電子書店へのディストリビューションや電子書籍配信ソリューションの提供を行った、としている。売上高は499億1200万円(同37.8%増)、セグメント利益は15億2500万円(同66.7%増)と伸びた。
他方、広告代理店事業のほかに、電子書店向けの促進支援、読者への情報提供を通じて、電子書籍流通量の拡大につながる読者への需要喚起を担うメディア・プロモーション事業は9800万円のセグメント赤字となった。
最終損益は赤字だったが、子会社メディアドゥと出版デジタル機構の2社で開発を進めていた新電子書籍取次システムについて4億8400万円の減損損失、投資有価証券評価損12億1600万円、貸倒引当金繰入額3億3700万円、のれん償却額2億6000万円を特別損失として計上したことが響いた。
2020年2月期は、売上高600億円(前期比18.7%増)、営業利益15億円(同2.2%増)、経常利益15億円(同0.5%増)、最終利益7億5000万円(黒字転換)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社メディアドゥ
- 設立
- 1996年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 藤田 恭嗣
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3678