【ギークス決算説明会速報】新作リリースによる新規開発収入で2Qのゲーム事業は高進捗に 新規受託の2案件はともに有力IPの大型案件で「開発が進んでいる」(曽根原社長)
ギークス<7060>は、11月15日、2020年3月期の第2四半期の連結決算の説明会を東京都内で開催した。説明会では、同社の曽根原社長(写真)がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。今回はその中から同社のゲーム事業について取り上げたい。
この第2四半期までの実績で見た通期計画に対する進捗率が売上高で65.3%、営業利益で76.5%に達し、売上高・利益ともに過去最高を更新しているゲーム事業だが、これは第1四半期に受託開発を行った他社IPによる新作ゲームが1本リリースとなり、新規開発収入によるフロー売上を計上していることが影響しており、計画通りの推移とのこと。ちなみに新作は、パブリッシャーとの契約によりタイトル非公開となるが、「順調にスタートした。現在は追加でパブリッシャーから改善開発を受託している」(曽根原社長)としていた。
なお、来年度以降の売上に向けた2案件の受託開発を受注したとしているが、こちらはともに有力IPを用いた大型案件だという。既に「2案件とも開発が進んでいる」(同)とのことだ。
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060