バンナムHD、21年3月期の家庭用ゲーム売上は30%増の1181億円 高採算リピート販売伸長 「リトルナイトメア2」ミリオン 今期は新作中心に
バンダイナムコホールディングス<7832>は、2021年3月期の家庭用ゲームソフトの売上高が前の期比29.9%増の1181億円だったと発表した。グループ全体の販売本数は同25.6%増の4149万8000本だった。地域別では、特にアメリカとヨーロッパの伸びが目立っており、それぞれ112%増、148%増と大きな伸びを見せた。
同社によると、「リトルナイトメア2」が100万本を突破するなど新作タイトルが好調だったほか、「DRAGON BALL」シリーズ、「TEKKEN(鉄拳)7」、「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズなど採算性の高いリピート販売が好調だったという。リピート販売の本数は2763万本で全体の60%近くに達した。またデジタル販売も49%となった。
ネットワークエンターテインメント事業の業績は、売上高は3441億5000万円(前期比4.9%増)、セグメント利益は573億5600万円(前期比30.7%増)と利益が大きく伸びた。ネットワークコンテンツが苦戦したことを考えると、家庭用ゲームソフト、特に採算性の高いリピート販売が主導したようだ。
なお、2021年3月期は、巣ごもり消費でリピート販売だった前期と異なり、新作中心の展開になるという想定で、売上高は前期比2.6%減の1150億円を計画している。
同社によると、「リトルナイトメア2」が100万本を突破するなど新作タイトルが好調だったほか、「DRAGON BALL」シリーズ、「TEKKEN(鉄拳)7」、「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズなど採算性の高いリピート販売が好調だったという。リピート販売の本数は2763万本で全体の60%近くに達した。またデジタル販売も49%となった。
ネットワークエンターテインメント事業の業績は、売上高は3441億5000万円(前期比4.9%増)、セグメント利益は573億5600万円(前期比30.7%増)と利益が大きく伸びた。ネットワークコンテンツが苦戦したことを考えると、家庭用ゲームソフト、特に採算性の高いリピート販売が主導したようだ。
- | 販売本数 (千本) |
前年比 |
日本 | 3,469 | 78.1% |
アメリカ | 16,280 | 112.0% |
ヨーロッパ | 21,749 | 148.0% |
なお、2021年3月期は、巣ごもり消費でリピート販売だった前期と異なり、新作中心の展開になるという想定で、売上高は前期比2.6%減の1150億円を計画している。
- | 販売本数 | 前年比 |
日本 | 4,500 | 29.7% |
アメリカ | 13,000 | -20.1% |
ヨーロッパ | 16,000 | -26.4% |
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832