タカラトミー<7867>は、2024年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、売上高1850億円(21年3月期実績比31.0%増)、営業利益150億円(同114.3%増)、経常利益148億円(同108.5%増)、最終利益95億円(同79.2%増)を目指す。これまで3~6歳の子供と親をターゲットにした「おもちゃ」を成長の源泉に位置づけ商品展開を行っていたが、今後は、「アソビ」を基点として玩具やソフト、IP、パートナーとの連携などとの連携を行っていく考えだ。
戦略1. 「適所適材」をキーとした出口・年齢・地域のさらなる攻略
戦略2. 日本を基点としたヒット商品の創出
戦略3. IP投資の継続でグローバル成長に備える
戦略4. アソビをキーとした新規事業の立ち上げ
戦略5. バリューチェーンへのDX活用による新しい価値創造
戦略6. サステナビリティ・CSRの取組み
なお、前回の中期経営計画の振り返りも行っている。シンカリオンやトミカアニメ、実写戦士など新規IPの立ち上げの成功など一定の成果を収めたものの、ZOIDSは計画に及ばず苦戦、新規IPのアジア展開で大きなヒットに至らなかったこと、TCGカテゴリーは不調など、各カテゴリーごとの戦略の総括も行っている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867