エイチーム<3662>のゲーム事業を統括する中内之公氏(取締役エンターテインメント事業本部長)は、スクウェア・エニックスと共同開発タイトル『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー』について、「開発は概ね順調に進んでいる」とオンライン決算説明会でコメントした。
同タイトルは、『ファイナルファンタジーVII』の世界を舞台にしたバトルロイヤルアクションゲーム。 プレイヤーは「ソルジャー候補兵」となって最大75人のプレイヤーの中から生き残りをかけて戦っていく。魔法や召喚獣などFFシリーズならではの要素が盛り込まれる。
クローズドβテストは、6月1日から6月8日にかけてグローバルのユーザーを対象に行われたが、国内外のユーザーから寄せられたアンケートへの回答も75%が「とても満足」または「満足」と答えるなど「非常に良い評価」を得られたという(関連記事)。
本作については2021年中にリリースする予定だが、「完成度を高めることで、ファンからの期待に応えられるように調整を進めている」段階にあるという。10月3日に配信される特別生放送では、実機プレイの模様を伝えるほか、最新情報も公開する予定だ。こちらも注目である。
なお、新作パイプラインは、現在、3本となっている。『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー』のほか、中型の自社オリジナルタイトルについても開発を進めているとのこと。こちらは2022年以降にリリースする予定だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662