日本一ソフト、第3四半期決算は営業益90%増の14億9100万円 『探偵撲滅』や『わるい王様とりっぱな勇者』など14タイトルを発売
日本一ソフトウェア<3851>は、この日(2月10日)、第3四半期累計(21年4~12月)の連結決算を発表し、売上高45億1800万円(前年同期比30.7%増)、営業利益14億9100万円(同90.5%増)、経常利益15億3600万円(同104.5%増)、最終利益10億3200万円(同107.0%増)、EPS204.30円と大幅増収増益を達成した。
・売上高:45億1800万円(同30.7%増)
・営業利益:14億9100万円(同90.5%増)
・経常利益:15億3600万円(同104.5%増)
・最終利益:10億3200万円(同107.0%増)
・EPS:204.30円
エンターテインメント事業では、全14タイトルのゲームソフトを発売したほか、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフトとダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売したタイトルのローカライズ及び販売等を行った。学生寮・その他事業では、岐阜県内の大学学生寮の運営を行ってきた。
セグメント別の業績は以下のとおり。
(エンターテインメント事業)
売上高44億7700万円(同30.2%増)、営業利益18億1700万円(同62.6%増)となった。
パッケージタイトルとしては、『探偵撲滅』や『わるい王様とりっぱな勇者』、『風雨来記4』、『真 流行り神3』、『イースIX -Monstrum NOX-』、『こちら、母なる星より』、『アサツグトリ』の合計7タイトルを発売した。また、第4四半期以降に発売を予定している、『屍喰らいの冒険メシ』、『夜廻三』等の開発を進めてきた。
スマートフォンゲームアプリとしては、『ボウリング』、『ゲートボール』、『ドリフトカーレース』、『オフロードバイクレース』、『ミックスフィーバー』の5タイトルを配信した。
また、海外インディーゲームを発掘し、国内移植・販売を行うプロジェクトである日本一Indie Spiritsとしてダウンロード専用タイトル『Maiden & Spell(メイデン アンド スペル)』、『Darkwood』の2タイトルを発売した。
その他については、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフト及びダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売したタイトルのローカライズ及び販売を行った。加えて、新規タイトルの開発及び関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行ってきた。
(学生寮・その他事業)
売上高4000万円(同108.7%増)、営業損失1400万円(前年同期は営業損失2100万円)となった。学生寮・その他事業では、学生支援を目的として岐阜県内の大学学生寮2件の運営を行ってきた。
■2022年3月通期の見通し
続く2022年3月通期の業績については、売上高52億3400万円(前期比-)、営業利益14億7500万円(同-)、経常利益14億7400万円(同-)、最終利益11億7200万円(同-)、EPS232.75円を見込む。
・売上高:52億3400万円(同-)
・営業利益:14億7500万円(同-)
・経常利益:14億7400万円(同-)
・最終利益:11億7200万円(同-)
・EPS:232.75円
計画に対する進捗率は、売上高86.3%、営業利益101.1%、経常利益104.2%、最終利益88.1%となっている。
・売上高:86.3%
・営業利益:101.1%
・経常利益:104.2%
・最終利益:88.1%
会社情報
- 会社名
- 株式会社日本一ソフトウェア
- 設立
- 1993年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3851