gumi<3903>は、第3四半期での業績悪化を受けて、モバイルオンラインゲームの収益化に向けた取り組みとして、『ブレフロ』シリーズのクローズ決定など不採算タイトルからの撤退や、海外タイトルの運用人数の削減、国内タイトルの内製化などコスト最適化を行なうと発表した。
採算の改善を図る一方、子会社のエイリムが受託案件の獲得にも注力することで、安定的な収益創出を図っていく考えだ。開発協力した『Voice of Cards できそこないの巫女』がスクウェア・エニックスより今年2月に発売されたほか、2本の受託案件を追加した。
このほか、自社コンシューマーゲームの開発中断などパイプラインの厳選、早期配信が見込めるタイトルへのリソース集中も行っているという。
なお、同社の同日発表した第3四半期累計(21年5月~22年1月)の連結は、売上高141億2800万円(前年同期比4.9%減)、営業損失19億2100万円(前年同期は18億5400万円の利益)、経常損失31億7800万円(同28億3700万円の利益)、最終損失51億2900万円(同15億9800万円の利益)だった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903