ブロッコリー、22年2月期決算は売上高4.1%増ながら営業益70.7%減に 「うた☆プリ」「Z/X」の売上は前年並みに回復 イベント向け在庫見直しで利益率が低下

  • ブロッコリー<2706>は、4月8日、2022年2月期の連結決算を発表、「うたの☆プリンスさまっ♪」関連とTCG「Z/X(ゼクス)」が前年並みに回復したことなどで増収を確保したものの、物販イベント向け在庫の消化見込などを慎重に見直したことなどで利益率が低下し、大幅減益となった。

    なお、最終利益は一部着手していたゲームの開発を中止し、特別損失5900万円を計上したことも影響している。

    売上高65億6300万円(前々期比4.1%増)
    営業利益2億8300万円(同70.7%減)
    経常利益3億1200万円(同68.7%減)
    最終利益1億6800万円(同67.7%減)

    「うたの☆プリンスさまっ♪」は、6月に10周年を記念した「UTA☆PRI EXPO-10th Anniversary-」を開催するなど多数のイベント、コラボ企画を開催した結果、売上は前年並みを確保した。また、関連CDは、いずれもオリコン週間シングルランキング上位にランクインするなど好調に推移し、前年を上回る売上高・売上総利益を確保した。

    関連ゲームソフトでは、12月に『うたの☆プリンスさまっ♪All Star for Nintendo Switch』を発売したが、移植版としても発売タイトル数は前年より少なく、売上高、売上総利益は前年を下回った。

    3月にNintendo Switch 用ゲームソフトを発売した『ジャックジャンヌ』は、9月に音楽CD2作品を発売、うち「ジャックジャンヌ VOCAL COLLECTION」は、オリコン週間アルバムランキング66位にランクインした。これらの結果、Nintendo Switch用ゲームソフトのダウンロード販売も順調に継続しており、今後も更なるコンテンツの成長に向け、新たな施策を進めている。

    他社ライセンスグッズは、他社主催のライブイベントが順調に開催され始めたことや、新作TVアニメ放映に併せたグッズが好評であったことなどにより、前年を上回る売上高・売上総利益を確保した。

    トレーディングカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)」は、10月に発売した「極点超越編 無限<アンリミテッドブースト>」にて行った商品構成の見直しがユーザーの高評価につながったことから、復調基調に入り、続いて10周年を記念して11月に受注を開始した通販限定カードパック「テンス・アニバーサリー」が大変好評だった結果、前年同様の売上高、売上総利益にまで回復した。

    ■2023年2月期は減収ながら利益は大幅回復へ
    2023年2月期通期の連結業績予想については、以下のとおり。

    売上高63億円(前期比4.0%減)
    営業利益5億円(同76.3%増)
    経常利益5億3000万円(同69.5%増)
    最終利益3億6000万円(同113.7%増)

株式会社ブロッコリー
http://www.broccoli.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ブロッコリー
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 高橋 善之
決算期
2月
直近業績
売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2706
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