コロプラ、第2四半期(10～3月)決算は営業益47.6％減に　『DQウォーク』は年始イベントや2.5周年記念イベントなどの開催で好調

コロプラ<3668>は、5月11日、2022年9月期の第2四半期累計（10～3月）の連結決算を発表、大幅な減収減益となった。

売上高156億6500万円（前年同期比18.9％減）
営業利益21億6900万円（同47.6％減）
経常利益26億9600万円（同51.2％減）
最終利益18億300万円（同55.0％減）

なお、同社は「収益認識に関する会計基準」を今期の第1四半期の期首から適用している。

セグメント別の状況は以下のとおり。

①エンターテインメント事業…売上高153億4600万円、営業利益19億7200万円
第2四半期連結累計期間において、売上の多くを占めるスマートフォン向けゲームでは、他社IPタイトルの『ドラゴンクエストウォーク』（企画・制作：スクウェア・エニックス、開発：コロプラ）が年始イベントや2.5周年記念イベントなどを開催したことで好調に推移し、同社グループの連結業績に貢献した。

また、自社IPタイトルの『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』が9周年、「アリス・ギア・アイギス」が4周年記念イベントを開催するとともに、『白猫プロジェクト』がTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」とのコラボイベントを実施するなど、ユーザーとのエンゲージメントを高めるサービス運用を行った。

②投資育成事業…売上高3億1800万円、営業利益1億9500万円
第2四半期連結累計期間において、グループが出資するファンドの損益を出資持分割合に応じて計上した。

■2022年9月期予想は非開示
2022年9月期の業績予想については非開示。グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しいことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。