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ウェルプレイド・ライゼスト<9565>は、6月13日、2023年10月期の第2四半期累計(11~4月)の決算(非連結)を発表、人材採用を強化したことで採用教育費および人件費が増加したことに加え、第1四半期期間に営業外費用として2022年11月の株式上場に伴う上場関連費用が発生した影響により、経常利益と最終利益で赤字計上となった。
売上高11億9300万円
営業利益800万円
経常損益300万円の赤字
最終損益600万円の赤字
※今期が初の第2四半期決算開示となるため、前年同期比較はなし。eスポーツイベントの企画・運営によりクライアントに様々な価値を提供する「クライアントワークサービス」では、新型コロナウイルス感染症に係る行動制限が解除される中、オフラインでのイベント開催の需要が拡大した。今後はオフラインとオンラインを組み合わせたハイブリッド型でのイベント開催が主流になってくると予想され、スポンサー・参加者(eスポーツ選手など)・視聴者の三者の視点から喜ばれるイベントをつくることを得意とする
同社では、新たな需要に対し積極的な営業活動を行っている。eスポーツ選手・実況者・解説者・インフルエンサーなどの「パートナー」のサポートを軸とした「パートナーソリューションサービス」では、企業からのタイアップやコラボレーション企画を数多く受注し、活躍の機会を提供することで、パートナーの価値向上に努めている。
eスポーツの新たな価値を創造していくための新規事業をつくりあげる「ビジネスデザインサービス」では、「LIMITZ」の共同開催者である有名eスポーツチームのスポンサー協賛の獲得支援、「LIMITZ」の開催に向けて準備を進めている。
コスト面においては、売上の増加に伴い、配信制作や運営スタッフなどの売上原価が増加した。また、販売費および一般管理費は、人材採用を強化したことにより採用教育費・人件費などが増加した。
■通期業績予想は変更なし
なお、2023年10月期の通期の業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。売上高27億800万円(前期比32.1%増)
営業利益2億5100万円(同18.9%増)
経常利益2億4900万円(同9.2%増)
最終利益1億6500万円(同14.0%増)
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565