KADOKAWA、7~9月のゲーム事業は営業益180%増の28億円と大幅増益 『ARMORED CORE Ⅵ』国内販売70万本突破と大ヒット、海外分は今後計上
KADOKAWA<9468>は、この日(11月2日)、第2四半期(2023年7~9月)のゲーム事業の業績について、売上高が前年同期比105.5%増の93億6200万円、営業利益が同180.7%増の28億7100万円と大幅な増収増益だったことを明らかにした。『ELDEN RING』の反動減で、上期累計では大幅な減収減益を余儀なくされたが、第2四半期に限ると大きく収益が伸びた。
業績が大きく伸びたのは、フロム・ソフトウェアが開発した『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』が収益に大きく貢献したことによる。国内では70万本帳の販売を記録するなど大ヒット。海外でも販売されているが、この四半期では国内販売分のみ集計に入っているそうだ。今後、海外分が加わってくることになる。
フロム・ソフトウェアの影に隠れがちだが、スパイク・チュンソフトの『超探偵事件簿 レインコード』も貢献したそうだ。今後、『風来のシレン6』など複数の新作が登場するほか、モバイルゲーム『陰の実力者になりたくて!』もアニメ放送に合わせて収益拡大を図っていきたい、としている。
業績推移は以下の通り。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- フロム・ソフトウェア