コーエーテクモHD、第3四半期パッケージソフト売上高は1.2%減の205億円…リピート販売中心に堅調、『Wo Long』貢献でDLC急増
コーエーテクモホールディングス<3635>は、第3四半期累計(2023年4~12月)の家庭用ゲームソフトなど「パッケージソフト」の売上高について、前年同期比1.2%減の205億1300万円だったことを明らかにした。パッケージ等が同10.3%減と2桁減となったものの、ダウンロード販売(DL)が同1.3%増の100億6000万円、ダウンロードコンテンツ(DLC)が同42.1%増の19億9000万円と伸びた。
同社では、過年度発売タイトル、いわゆる「リピート販売」が中心だった、としている。DLCの伸びは、11月にリリースした『Wo Long: Fallen Dynasty』の追加DLC第3弾が貢献したようだ。
また、第3四半期(23年10~12月)でみると、前年同期比14.7%増の58億4300万円だった。パッケージが同11.9%減って20億1300万円だったが、DLが同22.9%増の30億1000万円、DLCが同127.8%増の8億2000万円だった。『Wo Long: Fallen Dynasty』の追加DLC第3弾の貢献とみられる。
売上高の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635