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松竹<9601>は、1月14日、2025年2月期通期の連結業績予想の修正を発表、演劇事業と映像関連事業ともに当初計画よりも低調に推移していることで、売上高・各利益項目ともに下方修正を実施した。
なお、同社の通期業績予想の修正は7月、10月に続き今期3回目となり、今回の修正で営業利益も赤字転落する見通しとなった。
売上高867億円→824億円(従来予想比5.0%減)
営業損益10億円の黒字→9億4000万円の赤字
経常損益28億5000万円の赤字→49億4000万円の赤字
最終損益5億8000万円の赤字→18億7000万円の赤字演劇事業では団体顧客の回復が遅れていることおよび秋から年末年始にかけての興行も当初計画より低調に推移しているため、劇場運営収入を見直した。映像関連事業では全国の映画興行全体が当初の見通しに比べ低調に推移している状況が継続している影響を踏まえ、子会社松竹マルチプレックスシアターズによる映画館事業の興行収入などを見直した。また、映画配給事業においても当初の配給収入の見込みに届かない作品があることから見直している。
これらの結果、演劇事業および映画関連事業において売上高の減少および減益に修正した結果、前回の予想より減益となる見込み。
会社情報
- 会社名
- 松竹株式会社
- 設立
- 1920年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 会長執行役員 迫本 淳一/代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘/代表取締役 副社長執行役員 武中 雅人
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9601