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MIXI<2121>は、5月14日、2025年3月期の連結決算を発表、スポーツ事業の拡大やタイミー<215A>株式の一部売却などによる投資事業の貢献が大きく、増収増益となった
売上高1548億4700万円(前々期比5.4%増)
営業利益266億円(同38.7%増)
経常利益265億1100万円(同69.2%増)
最終利益176億100万円(同148.5%増)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①デジタルエンターテインメント事業 売上高940億8200万円(前々期比4.8%減)、セグメント利益442億8700万円(同15.0%増)
『モンスターストライク』は、ARPUが増加したものの、前年に10周年施策の実施があったため相対的にMAUが減少し、前年度と比較して売上高が減少した。なお、前年は10周年施策コストの計上があったことや、事業撤退によるコスト削減により、セグメント利益は増加した。②スポーツ事業 売上高402億600万円(同22.1%増)、セグメント利益19億9900万円(前々期1億2500万円の赤字)
ベッティング事業は、スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」およびチャリ・ロトでオンライン車券販売高が増加し、前年度と比較して売上を順調に拡大した。観戦事業は、FC東京の物販および千葉ジェッツのチケット販売が好調であったことや、前年に同社の一部サービス終了による一時的な費用計上があったことにより、セグメント利益が増加した。なお、千葉ジェッツがホームアリーナとして利用する「LaLa arena TOKYO-BAY」が2024年4月に竣工し、5月にお披露目イベントを実施した。③ライフスタイル事業 売上高147億9500万円(同10.3%増)、セグメント損益1億2800万円の赤字(前年同期6億8200万円の赤字)
「家族アルバム みてね」は、注力商材(みてねプレミアム、写真プリント、みてねみまもりGPS)が好調であったことから売上を順調に拡大した。引き続き海外ユーザー獲得のためのプロモーションおよび体制強化への投資を積極的に行っているが、売上伸長によりセグメント損失は縮小した。④投資事業 売上高56億9600万円(同286.9%増)、セグメント利益19億8100万円(前年同期1億500万円)
スタートアップやベンチャーキャピタルへの出資を行っており、タイミー株式の一部売却や、出資するファンドの損益取込みを行った。 -
■今期は2ケタ減益の見込み
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2026年3月期通期の連結業績予想については以下のとおりで、売上高がほぼ横ばい、各利益項目は2ケタ減益の見通しとなっている。
売上高1550億円(前期比0.1%増)
営業利益200億円(同24.8%減)
経常利益190億円(同28.3%減)
最終利益130億円(同26.1%減)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1548億4700万円、営業利益266億円、経常利益265億1100万円、最終利益176億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
