ユークス、26年1月期通期の連結業績予想を修正 アクアプラスの子会社化で売上高は上振れ 一時的な外注費増加やM&A関連費用の発生で各利益項目とも下振れに

ユークス<4334>は、12月10日、2026年1月期通期の連結業績予想の修正を発表、子会社化したアクアプラスの売上を織り込み、売上高は当初予想を上回る見通しとなったものの、一時的な外注費の増加やM&A関連費用の発生により、各利益項目とも予想を下回る見通しとなった。

売上高38億円→42億2000万円(増減率11.1%増)
営業利益3億5000万円→2000万円(同94.3%減)
経常利益3億3800万円→2000万円(同94.1%減)
最終利益3億3200万円→2200万円(同93.4%減)

受託開発事業は、売上高はゲームXR・遊技機分野ともに前期比増収を見込んでいるが、ゲーム分野の一部受託案件の売上貢献時期が来期以降になるため当初の通期計画をやや下回る見込み。一方で、子会社化したアクアプラスの売上を織り込んだ結果、売上高は当初予想を上回る見通しとなった。

利益面については、一時的な外注費の増加やM&A関連費用の発生が主因となり、営業利益、経常利益、最終利益ともに当初予想を大幅に下回る見通しとなった。

なお、2026年1月期の期末配当予想についても配当方針に基づき、従来予想の1株当たり13円から配当の下限水準である1株当たり10円へと引き下げている。

株式会社ユークス
https://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高32億5500万円、営業利益8700万円、経常利益1億6300万円、最終利益1億9800万円(2025年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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