モイ、第3四半期決算は営業益44%増の2億6500万円と大幅増益 『メンバーシップ』成長し収益貢献　販管費抑制も奏功　JASRACとの協議は解決

モイ<5031>は、12月10日、2026年1月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高49億5400万円(前年同期比0.5%増)、営業利益2億6500万円(同44.5%増)、経常利益3億0600万円(同52.7%増)、最終利益1億3400万円(同13.1%減)だった。

・売上高:49億5400万円(同0.5%増)
・営業利益:2億6500万円(同44.5%増)
・経常利益:3億0600万円(同52.7%増)
・最終利益:1億3400万円(同13.1%減)

大幅な増益となったが、「ツイキャス」における『メンバーシップ』が引き続き成長したことに加え、ポイント販売においてアプリ課金比率が低下したため、と説明している。さらに支払手数料、通信費、広告宣伝費などが減少したことも利益を押し上げた。

KPIは、月間平均ポイントARPPUは7319円（同8.8%増）と堅調に推移した。一方、月間平均ポイントPUは6万6000（同9.4%減）となり、ポイント販売売上は43億6700万円（同1.4%減）だった。

受取手数料と受取利息が伸び、経常利益はさらに伸びた。なお、日本音楽著作権協会（JASRAC）との協議が終了し、これに伴い特別損失2400万円を計上した。税負担も増えたため、最終利益は減益となった。

■2026年1月期の見通し

2026年1月期の業績は、売上高66億1200万円(前期比0.3%増)、営業利益3億2800万円(同41.2%増)、経常利益3億7300万円(同45.8%増)を見込む。

・売上高:66億1200万円(同0.3%増)
・営業利益:3億2800万円(同41.2%増)
・経常利益:3億7300万円(同45.8%増)