タカラトミー、1Q(4~6月)決算は売上高7%増、営業益19%増 日本、アジアでの業績伸長 Kidults層向け商品や30周年迎えた「ポケモン」関連商品が好調

タカラトミー<7867>は、8月4日、2027年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表、タカラトミー、タカラトミーアーツ、キデイランドを中心とした日本、アジアでの業績伸長により、増収増益を達成した。
■第1四半期決算実績
売上高640億4700万円(前年同期比7.7%増)
営業利益55億1200万円(同19.9%増)
経常利益56億2900万円(同13.4%増)
最終利益40億5800万円(同19.6%増)
地域軸・年齢軸の拡大に向けた施策が進捗し、その成果も着実に表れた。地域軸の拡大は、アジアで先行して効果が表れた。「BEYBLADE X」が香港・台湾を中心にSNSによる情報発信や店頭イベントなどにより販売が伸長した。「トミカ」では、5月にアジア5店舗目となる「TOMICA BRAND STORE」を香港に出店するなど、ブランド力の拡大を図った。「ガチャ」の北米展開は、大手グローサリーストアや映画館チェーンなどの多様なプラットフォームでの販売を進めた。
年齢軸の拡大においても順調に推移した。タカラトミーアーツでは、「ガチャ」が売場拡大や商品点数の増加により好調に推移するとともに、「ぬいぐるみ」もキャラクター商品が幅広い層に受け入れられるなど販売が前年同期を上回った。タカラトミーでは、「トミカ」の「トミカプレミアム」をはじめとしたKidults層向け商品が人気となるとともに、「ポケモン」関連商品が30周年の話題もあり販売が増加した。キデイランドでは、原宿に新たなコンセプトショップとして4月にオープンした「オモカド店」の新店効果に加え、訪日外国人観光客からの旺盛な需要が継続したことから、売上が増加した。
なお、アメリカズでは、ERPのシステム不具合による商品出荷の遅延により売上高が減少したものの、手続きを進めていた関税の還付が行われたことから、連結営業利益を約10億円押し上げた。
■通期業績予想は変更なし
2027年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高2850億円(前期比5.4%増)
営業利益260億円(同7.2%増)
経常利益260億円(同5.9%増)
最終利益180億円(同54.1%増)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 小島 一洋/代表取締役社長CEO 富山 彰夫
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2704億5500万円、営業利益242億4600万円、経常利益245億5100万円、最終利益116億7900万円(2026年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867