【インタビュー】「チャレンジ」精神で進化し続けるサイバードが仲間を募集中!! 『バーコードフットボーラー』のキーマン2名によるインタビューをお届け【PR】

ガラケーからスマートフォンへ市場が移り変わる中、スマートフォンゲーム市場へのチャレンジで華麗なる「変化」を遂げたサイバード。
 
最近では、サッカーの中村俊輔選手とコラボしたテレビCMで話題の『バーコードフットボーラー』をはじめ、数々のスマートフォンゲームを手がけている。
 
そこで、『バーコードフットボーラー』のキーマン2名に、『バーコードフットボーラー』の誕生秘話から今後の展望、そして『バーコードフットボーラー』チームが求める人物像や社内環境などを赤裸々に語っていただいた。
 
  

まず、おふたりが現在のご担当されているお仕事をお聞かせください。


執行役員・ゲーム事業本部副事業本部長 池田氏 (写真左、以下池田氏):
『バーコードフットボーラー』の責任者として立ち上げから携わっています。
 
ゲーム事業本部 プロデューサー 阿部氏 (写真右、以下阿部氏):
『バーコードフットボーラー』のプロデューサーかつディレクターです。『バーコードフットボーラー』は、私のアイデアからできたゲームであり、立ち上げ当初から現在の運営のフェーズまでプロデューサーとして携わっています。

 

『バーコードフットボーラー』が誕生したきっかけを教えてください。


阿部氏:
4年前(2010年)に『バーコードカノジョ』というゲームをリリースしていて、”バーコード”はサイバード内では身近な存在でした。当時はiPhone 3Gが発売されたばかりで、現在のようなアプリ内課金で売上が立つビジネスモデルではなく、有料アプリが主流でした。その中で、無料アプリでのビジネスチャンスを模索する一環として、『バーコードカノジョ』はリリースされ、ダウンロード数は30万を超えました。

私はもともとサッカーが好きで、当時、グリーやディー・エヌ・エーのプラットフォーム上でコナミやFIFAのサッカーゲームの大ヒットを見ていて、いつか私もサッカーゲームを作りたいと考えていたのです。そして、ある日寝る前に『バーコード』と『サッカー』をモチーフにしたゲームを思いついたことが、『バーコードフットボーラー』の誕生のきっかけです。

 

なるほど。“バーコード”と”サッカー”の組み合わせにはそのような背景があったのですね。


阿部氏:
サッカーはテレビで見る人も、試合に足を運ぶ人もいます。私は試合に足を運ぶタイプですが、実際にリアルでサッカーを観戦しに行く時、誰もが携帯電話を持っている。”持ち運びができる携帯電話”と”リアルのサッカー”を連動させて、サッカーを盛り上げていきたいという想いがありました。
 
 

「リアルのサッカーを結びつけてサッカーを盛り上げていく」というところで、『バーコードフットボーラー』はコラボが印象的ですよね。こちらは開発当初からの構想でしたか?


池田氏:
ゲームを通じてお客様にバーコードの特徴を分かりやすくお伝えするためにも、立ち上げ当初から”商品とのタイアップ”を考え、意識的に進めてきました。
 
▲『Dole』・映画『のぼうの城』とのタイアップ
 

『バーコードフットボーラー』の立ち上げから今までにサイバードのこだわりや魅力を感じられた現場でのエピソードなどはございますか?


池田氏:
いい意味で、”ゲーム会社ではない”ですね。ゲームのベースがあまりないところが他社とは違うと感じています。『バーコードフットボーラー』がプロジェクトとして始動した狙いは、当時サイバードはカードゲームで他社よりもひとつ出遅れていたことにあります。当時はカードゲームの全盛期で、後発では他社には勝つことができない、カードゲームの一歩先に行くものを作らないと他社には追いつけないと考え、まだ”ネイティブアプリ”という言葉もない中で、あえて”Unityで3Dゲームを作る”というチャレンジングな取り組みがスタートしたのです。
 
 
▲『バーコードフットボーラー』

阿部氏:
プロジェクトの立ち上げ当初は私ひとりでしたが、池田がサッカー好きということもあり、一緒に企画を作っていきました。私自身もゲームの経験があったとは言いがたい中でのチャレンジでしたが、池田の協力が大きな支えにもなり、会社のサポートを受けながら社内メンバーを巻き込んでいきました。『バーコードフットボーラー』や『バーコードカノジョ』の開発実績からも、サイバードの特徴は、”世の中にないサービスを作る”ことを会社から全面的に支持される環境にあり、新規ゲームをミニマムの体制で作ることでリスクをなるべく少なくしながらも出るところは出てチャレンジできるところだと思います。

 

お客様からはどのような声が寄せられているのでしょうか?


阿部氏:
『バーコードフットボーラー』の基本はPVPということもあり、監督さん(※1)から多くの叱咤激励を頂きます。『バーコードフットボーラー』の特徴は、監督さんのほとんどがサッカー好きの”30代の大人”であるため、ただのクレームではなく、建設的なご意見や現場の状況も理解したレビューをいただいています。「大変なこともわかるのが、こうすればもっとよい」といったレビューをいただくことが多くあります。監督さんのみなさんと一緒に『バーコードフットボーラー』を作り上げていっていますね。 
※1 『バーコードフットボーラー』のチームでは、お客様のことを「監督さん」とお呼びになるそうです。
 

実際に監督さんの声からゲーム中で採用されたものはございますか?


阿部氏:
全てを実現できていませんが、基本的にお客様からご提案いただいたものばかりですね。「バーコードカップ」が代表例です。
 
 
▲バーコードカップ例
 
代表戦(※2)は選手毎の強さを無制限にした自由度の高い大会でしたが、監督さんから代表戦のレギュレーションのご提案として”バーコード選手”(※3)だけで代表戦がしたい」というご意見をいただきました。それがきっかけで、”バーコードカップ”が誕生しました。バーコードカップの魅力は、監督さんが実際にバーコードで入手した選手を使うため、非課金者でも楽しめます。また、課金していただくことで、選手を練習で強く成長させられ、白熱した大会を楽しめます。バーコードカップのリワードに”ただ強い選手だけではなくて、おもしろい選手をあげよう”といった取り組みもしています
 
 
▲バ—コードカップのリワード選手例

※2 代表戦…”ホームタウン>都道府県>地域>全国”と4つのステージを勝ち抜いていき、上位に入賞するとレジェンド選手などの褒賞が貰える、というシステム。
※3バーコード選手…商品のバーコードを読み取ると選手が生成される。
 

先日から中村俊介選手とのコラボCMも始まりましたが、反響はいかがでしょうか?


池田氏:
お客様から直接お声を掛けていただいり、フィードやツイッターなどで『BFB』や『中村俊輔選手』の単語をよく見かけます。数値としても跳ね上がっており、やはりテレビCMの効果は大きいですね。
 
▲中村俊輔選手とのコラボ
 

テレビCMはドキュメンタリーテイストで印象的ですよね。


池田氏:
私たちは、今までも”サッカーが好きだ”という想いを第一に作ってきましたし、そのことをお客様にご支持いただいています。今までもこれからも”サッカーが好きだ”という点からずれません。

そこで、今回のテレビCMは、中村俊輔選手のサッカーに対する真摯な姿勢と私たちの『バーコードフットボーラー』への姿勢を重ねて、ドキュメンタリー要素を取り入れたものに仕上がりました。

 
 
▲中村俊輔選手とのコラボテレビCM
 
 

今後の課題やチャレンジしたい事をお聞かせください。 


阿部氏:
たくさんありますが、まずは”フレンドリーマッチ(※4)複数人で同時対戦できる機能・イベント”を作りたいです
 
▲フレンドリーマッチ
 
監督さんの中にはブログで『バーコードフットボーラー』を書いてくださる方が多く、ブロガーさん発信で本来ならば私たちがしなければならないオフ会をなさっています。
オフ会では20〜30人くらいの方がお昼から終電までこのゲームを遊ぶために集まり、フレンドリーマッチのトーナメント表を作って遊んでくださって、非常におもしろいと思っています。
 
私たちのゲームは、正直コミュニケーションの部分で弱いと思っています。それにも関わらず、わざわざ監督さんたちが自発的にリアルなコミュニケーションをとって下さるので、気軽にコミュニケーションがとれるシステム化したものを作れば、監督さんたちに更に楽しんでいただけると考えています。まずは“思わぬBFBの友だちができる”などの手助けから初めていきたいと考えています

※4 フレンドリーマッチ…1対1で気軽に対戦できる機能。

 

『バーコードフットボーラー』は海外にも展開されていますよね。 


池田氏:
おかげさまで香港を皮切りに、韓国、台湾、タイと東南アジアを中心にリリースしています。『バーコードフットボーラー』を海外展開できた理由は、ゲームのメインが世界中で愛されている”サッカー”というスポーツであった事だと思います
 
▲中華圏版『バーコードフットボーラー』
 
香港では1番売れているゲームで、売上ランキング1位をずっと記録しています。香港は地理的にも東京のように集中した都市ですので、日本と同じようにリアルでオフ会をしてくださっていて、1種ムーブメントのようになっています。香港のお客様と日本のお客様や韓国のお客様など”国境を超えて対戦したい”という要望をたくさん頂いていますので、実現していきたいと考えています。

世界中で通用するスポーツなので、現在のエリアのみでなく、世界中の方へ展開していこうと計画中です

 
 

それこそワールドカップですよね!『バ—コードフットボーラー』の今後が益々楽しみですね。ところで、サッカー好きなおふたりですが、チームメンバーの方々もサッカー好きな方が多いのでしょうか。 


阿部氏:
びっくりするくらいサッカーが大好き、いい意味でサッカーバカですね。特にサッカー選手のパラメータやスキルなどでは、チームメンバーひとりひとりが選手に思い入れがあるので、議論が白熱します。もちろん、KPIをみながら継続率などの数値的な部分でも議論しますすが、それ以上に選手ネタで議論が白熱しますね。現役選手だけではなく、OBの選手も扱わせていただいているので、チームみんなで『サッカーの専門誌』と思うくらい議論しています
 
池田氏:
今年はちょうどワールドカップもあり、そこでも何かしたいなと計画中なので、サッカー好きにはたまらない職場だと思います
 
 

『バーコードフットボーラー』チームのみなさんはどのような方が多いでしょうか?


阿部氏:
スペシャリティの非常に高い職人さんが多いです。職人気質なスタッフが多く、これはチームづくりで意識してきた部分でもあります。チームメンバーそれぞれのプロ意識の高さが、プロダクトの最終的なところに影響していると思いますね。まるで「神は細部に宿る」と言いますでしょうか。
 
私たちのチームのおもしろいところは、まだ日本だけでサービスを展開している頃からブラジルの方や中国の方がいて国際色豊かなチームというところです。プロダクトをみても日本の感性と少し違う部分があるとは思いますが、これは彼らのセンスをあえて活かしたところところでもあります。その方向性は、『バーコードフットボーラー』の世界進出に貢献したと思います。 

 

それぞれのスペシャリティをもったメンバーが集まったからこそ、『バーコードフットボーラー』はたくさんの監督さんたちに愛されているのですね。特にプロ意識の高さを重要視しているということですが、どのような方と一緒にお仕事をしたいとお考えでしょうか?


阿部氏:
まずは、「『バーコードフットボーラー』がおもしろい」、「サッカーがおもしろい」、という点で共感していただける方に仲間に来ていただきたいですね。

職種としてはエンジニアがクライアント・サーバー側両方で不足しておりますので、ゲームの開発経験者の方にぜひ来ていただきたいです。また、PCのオンラインゲームやスマートフォンタイトルの運営経験者、ゲームのプロモーション経験者、今後の海外展開に向けて海外でゲームの運用経験があるディレクターやプロデューサーの方にもぜひ来ていただきたいですね。

 
池田氏:
この1年間のサービスの成長とともに、サッカー業界、サッカーメディア、サッカーに携わっている異業種の方々とお仕事をする機会が増えてきていますので、ゲーム出身者だけではなくサッカーでお仕事がしたいというライトな感覚な方からサッカー業界でご活躍なさっていた方まで十分にご活躍いただけると思います
 
 

御社ではどのような方が活躍されているか教えてください。


池田氏:
社風として、自発的、能動的な方は活躍しやすい環境だと思います。”待ちの姿勢ではない”事が大事です。
 
実際に阿部が『バーコードフットボーラー』で自分のやりたいことを実現したように、”スタッフみんなが自分のやりたいことを会社で実現できればベスト”だと思います。自分のやりたいことに対して筋が間違っていなければ、会社のお金や資産を使い倒して実現してほしい。それが結果として能動的だということに繋がり、会社と個人とのWin-Win関係に繋がると思います。


 

「自分のやりたいことを会社で実現できる」ことは、作り手としては嬉しい限りですよね。公式サイトの時代からもともと社風としてあったものなのでしょうか。


池田氏:
数年前にスマートフォンの流れを受けて、ガラケーだけではビジネスができなくなってきたこともあり、社内で「変化」を掲げて進めてきました。最近、『バーコードフットボーラー』だけではなく『恋愛シミュレーションゲーム』などのオリジナルのタイトルが育ってきているのは、自発的、能動的な姿勢を大切にし、スタッフの意見に耳を傾けてきた成果と思っています。

 

なるほど。スマートフォンへの市場の変化に伴い、社風も変化させることで、『バーコードフットボーラー』をはじめとした新作ゲームが誕生したのですね。 


池田氏:
もちろんまだまだ変化しないといけないところはありますが、変わってきていると感じています。自分のやりたいことや新しいチャレンジをしたいとお考えの方と一緒に会社を大きくしていきたいですね。

 

制作環境として御社の特徴はございますか?


池田氏:
公式サイトのビジネス時に”いかに複数プロジェクトで効率よくノウハウの橋渡しをするか”という取り組みをしていたこともあり、ゲーム事業の規模が小さい時から「共通部門」として横断的部隊を設けています。共通部門は開発(クライアント・サーバー側)、インフラ、データ分析、マーケティング、品質管理のスペシャリティ集団で、チームから切り離すことでノウハウを共有しやすくしています。

 

Social Game Infoの読者の方へメッセージをお願いします。 


阿部氏:
多くの監督さんから叱咤激励をいただき、まだまだ十二分に監督さんのご意見をかなえられていませんので、もっと『バーコードフットボーラー』をより良くしていきたいです。サッカーがお好きの方やサッカーのお仕事がしたい方には、最適なお仕事だと思いますので、ぜひ『バーコードフットボーラー』チームの仲間として一緒に働きましょう。
 
池田氏:
今後海外への事業拡大を強化していきたいと思っています。サイバードの中でも海外展開への先導をきって走るプロジェクトが『バーコードフットボーラー』なので、海外志向の方はぜひ一緒に働きましょう。また、サイバードとしてもっともっと新作ゲームを作っていきたいので、会社を利用して新しいものを作っていきたいという方もお待ちしています。
 

 
 

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(C)CYBIRD

 

 
株式会社サイバード
https://www.cybird.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバード
設立
1998年9月
代表者
代表取締役社長兼CEO 長嶋 貴之
決算期
12月
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