任天堂の決算説明資料より…『スーパーマリオラン』は9月に実施したアップデートで足元のアクティブユーザー数が回復 海外DL比率が全体の9割に


任天堂<7974>は、10月31日、第2四半期決算説明会のプレゼンテーション資料を公開した。今回はその中から9月29日にver3.0となるメジャーアップデートを実施した『Super Mario Run(スーパーマリオ ラン)』について取り上げたい。

本作は、現在、世界累計で2億ダウンロードを達成しているが、その国内外でのダウンロード数は国外でのダウンロードが全体の9割を超えており、従来ゲーム専用機ビジネスを行っていなかった国や地域の幅広いユーザーにゲームを届けることができたことが大きな成果になっているという。
 

また、9月に実施したver3.0となるメジャーアップデートでは、より短時間でテンポよく遊べる新モード「Remix10」の追加などを実施した。また、バージョンアップを記念し、期間限定のスペシャルプライスキャンペーンも行った。こうした施策の成果により、足元はアクティブユーザー数が大きく回復している。
 

なお、本作については、収益面ではまだ満足できる地点には到達していないとし、本作の開発・運営を通して得た知見を今後は積極的に活用していきたいとしている。

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任天堂株式会社
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会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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