お疲れ様です。板垣です。
だいぶ間が空いちゃいましたね、すいません。(祝20回!!)
まずは、直近のチームポノスの大会結果を共有させてください。
FINAL ROUND 2018にて、
・BB部門でガリレオ氏が優勝!
・DBFZ部門でもけ氏が7位!ガリレオ氏が13位!
・ストV部門でもけ氏が13位!
という結果でした。
応援ありがとうございました!
お陰様で、コンスタントに上位に食い込んでおります。ありがたいです。
さてさて、表題の件ですが、この度公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ」に参戦することになったので、その辺りの流れというか、方向性などをメモしておこうかなと。
● クラロワリーグに参戦
2年位前に、こんな記事を書いたことがありました(今思えば、なんて偉そうな記事なんだろう…)。
その時に「サッカーや野球のように、定常的なリーグ戦が行えるような規模まで持っていけると良いな」なんて書いてしまいましたが、その時の妄想がついに現実に!!
https://clashroyale.com/ja/blog/news/clash_royale_league
そして、今までのプロゲーマー活動の甲斐もあり、Supercellさんからお声がけいただき、今回クラロワリーグにチームとして参戦させていただけることになりました。ありがたい話です。
いやぁ、なかなか感慨深いですね
それにしてもすごい規模でビックリです。
● ゲームを作ることと、リーグ参戦の親和性
「他社のゲームのリーグに参加して、意味あるの?? 」
たまに、そんな話を聞かれることがあります。
確かに、ぱっと見はそうかもしれませんが、広報活動の一環でやっているので、長い目で見るともちろん意味があります。
では、どういう意味があるのか?
そもそも、我々の目指す方向として「ゲームが上手いことに価値がある、ということを証明したい」という思いがあります。
ただ、今はまだ、ゲームをやっていると「いつまでゲームなんてやってるの?」と言われる世の中です。
我々は、ゲームを作っている会社なので、少しでもそういう世の中を改善し、もっと良い業界にしていきたいと考えています。
そしてそれを達成するには、自社だけで解決出来る問題ではないので、競合かどうかは関係なく、業界全体が協力しあう必要があります。
だからこそ、今回のクラロワリーグはとても良い試みです。
「ゲームなんか」ではなく、「ゲーム頑張れ!」という世界になり得るチャンスだと思うので、一緒に盛り上げていきたいです。
そうなれば、結果的に、我々が作っているモノも報われていくだろうと、その辺が狙いですね。
● PONOS Sportsの方向性
そういえば、方向性周りのことを喋った動画が公開されてたので、貼っておきます。
[※注]だいぶユルいです。
【ゲームが上手いことに価値を】
我々は、ゲーマーの地位向上を目指します。ゲームが上手いことには価値があるということを、チームを通して世間に伝えていきます。
【ゲームが本職でない人も】
我々は、ゲーム以外のことが本職の人達を、選手としてバックアップする覚悟が出来ています。例えば学生さんの場合は、学業を疎かにしないで欲しいですし、社会人の場合は、今後の未来を一緒に考える準備が出来ています。
【共に成長】
我々は、生まれたばかりのチームです。チームと選手が一丸となって、一緒に考えながら成長出来る体制にします。
【最後まで諦めない】
我々は、立ち位置的に、どうみても挑戦者です。だから、どんなに格好悪くても、投げ出さず、本気で最後までやり抜きます。
【エンターテイメント】
それでも、我々は、この状況を楽しみます。自分達も楽しみながら、皆様に楽しんでもらえるチームを目指します。
【皆から愛されるチームへ】
そして、我々は、皆様から応援してもらえるチームを目指します。きっと、世界は愛に満ちていると、信じています。
● 自分で遊ぶだけじゃなく、見て応援する楽しみを
あと、見るだけでも楽しい文化を作っていけたらな、と考えています。esportsとして考えると、見て楽しいかどうかが大事だと思っていて。
リーグ化することで、自分で遊ぶだけでなく、試合を観戦する楽しみが出てきますよね。さらに発展すると、攻略の為に試合が見たいというより「戦っている選手の活躍が見たい」という軸での楽しみが増えてくるかもしれません。
いわゆる、サッカーや野球のスポーツと同じで、選手のバックボーンがあって、そのストーリーに共感して、選手を応援したくなるような。こうなってくると、「ゲーム自体はやらないけど、定期的に観戦だけはしてる」という人も出てくるかもしれません。
ここまで来たら、それはもう完全にスポーツ観戦ですよね。クラロワリーグは、そのポテンシャルがあると思うので、なんとか盛り上げていきたいと思ってます。
● 新作「ファイトクラブ」も、よろしくお願いします
ついででアレですが、仕込んでたゲームのリリースが迫ってきました。スマホでのesports的な体験が楽しいタイトルになっています!
公式twitterは「コチラ」
【過去記事アーカイブ】
■第19戦「ゲームのプロライセンスに関して」
■第18戦「CanadaCup2017を通して、思ったこと」
■第17戦「東京ゲームショウ2017に行って思ったこと」
■第16戦「プロゲーマーのセカンドキャリアに関して」
■第15戦「フランスのESWCに参加してきた!」
■第14戦「社内でガチの大会やってみたら、どうなるか?」
■第13戦「esportsの、本質的な価値って何だろう」
■第12戦「プロゲーマーに関して」
■第11戦「闘会議2017に行ってきた」
■第10戦「e-sportsの賞金大会に関する謎!!」
■第9戦「G-Starに行ってきた。~韓国はe-sports先進国~」
■第8戦「Nintendo Switchが賛否両論な件」
■第7戦「今更だけど、東京ゲームショウに行った時の話」
■第6戦「テクノスポーツを体験してきました!」
■第5戦「e-sports大会のRAGEに行ってきた!」
■第4戦「ポケモンGOをe-sports化したらどうなる?」
■第3戦「ゲーム内に大会機能を同梱するのは、e-sports化の近道??」
■第2戦「『にゃんこ大戦争』を、もしe-sports化しようとしたら、どうなる??」
■第1戦「『クラッシュ・ロワイヤル』はe-sportsタイトルとなりえるのか?」
● 「チャンネル登録」よろしくお願いします!
更新頻度が変わりました!
著者
板垣護
ポノス株式会社、e-sports事業の総括。 兼、ヤルキマントッキーズ合同会社、CEO。
最近の一言
「今年は、ストVも、DBZFも、クラロワも、世界一になるぞー!」
会社情報
- 会社名
- ポノス株式会社
- 設立
- 1990年12月
- 代表者
- 辻子禮子、辻子依旦
- 決算期
- 11月
- 上場区分
- 非上場