決算記事まとめ(2月7日~11日)…セガサミー、KLab、バンダイナムコ、タカラトミー、グリー、ネクソン、DeNA、エイベックスなどが発表

2月7日~11日に掲載された決算記事は以下のとおり。


 

■2月7日

グリー、第2四半期(7~12月)決算は売上高2.9%増ながら営業益22.7%減に…積極的な投資を展開 ゲーム事業は新作『まおりゅう』が収益に貢献

タカラトミー、22年3月期の営業利益を80億円から110億円に大幅上方修正 年末商戦の玩具が順調、「ポケモンメザスタ」やガチャも拡大継続

タカラトミー、第3四半期決算は営業益70%増の134億円 年末の玩具出荷順調 『ポケモンメザスタ』や『ワッチャプリマジ!』好調 ガチャも拡大

MyDearest、21年3月期は150万円の最終利益 VRゲーム『ディスクロニア: CA』を開発中

flaggs、21年3月期は1億2300万円の最終赤字 『ハニプレ』などスマホゲームの開発・運用


 

■8日

バンナムHD、22年3月期の通期業績予想を上方修正…売上高は7950億円→8100億円、営業益は900億円→960億円に

バンナムHD、25年3月期に売上高1兆1000億円、営業利益1250億円を目指す新中期計画 IPを軸につながりを深める戦略 IPメタバース開発150億円や戦略投資250億円など合計400億円の投資

バンナムHD、IP創出に向けた映像投資として3年間で総額350億円を120作品に投資 新規IPが32本、既存IPが88本 ガンダムは12作品を予定

バンナムHD、第3四半期のIP別売上高を発表 「ウルトラマン」が92%増の123億円と大幅増 「ガンダム」もプラモ・フィギュア好調で12%増と拡大続く

バンナムHD、第3四半期のネットワークコンテンツ売上高は14%減の1319億円 主力タイトル安定も好調だった前年同期に及ばず

バンナムHD、第3四半期決算は営業利益26.4%増の921億円 ゲーム減益もトイホビー拡大続く 映像音楽やゲーセン関連事業も収益回復

DeNA、第3四半期(4~12月)決算は売上収益3.7%減、営業益38.5%減に 既存タイトル中心のゲーム事業が減収 ライブストリーミングは成長も投資を積極展開

DeNAの決算説明資料より…『takt op. 』と中国拠点で開発中のIPタイトルが新作のパイプラインに 2023年3月期は5本程度の新作を予定

クルーズ、第3四半期決算は営業利益60.8%減の7億5000万円 ゲーム事業が4四半期連続の損失計上、EC事業も大幅減益に

タカラトミー、22年3月期末の配当を10円から20円に上方修正 年間配当は30円に

デジタルハーツHD、第3四半期決算は営業利益79%増の21億円 エンタープライズ事業、エンターテインメント事業ともに拡大 買収企業も寄与

テレビ東京HD、2022年3月期の営業利益を70億円から80億円に上方修正 スポットCMやアニメのライセンス収益、BSテレ東が好調

テレビ東京HD、第3四半期のアニメライツ収入は8.1%増の123億3200万円 中国企業への配信許諾や北米でのNARUTO商品化権が好調 制作投資を増額

テレビ東京HD、第3四半期は売上・利益共に過去最高を更新 オリンピックやその他大型スポーツなどの広告収入が想定上回る伸び

ネクソン、2021年12月期の期末配当を2.5円から5.0円に増額

ネクソン、21年12月期決算は営業利益18%減の915億円 最高売上だった前期の反動 新報酬制度の導入や人件費、研究開発費の増加が重荷に

SANKYO、第3四半期決算は営業益371%増の200億円 「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」と「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」が大ヒット 通期予想も大幅上方修正

朝日放送GHD、アニメ子会社の第3四半期決算を公開…ABCアニメは営業利益3億1100万円、SILVER LINK.は9800万円に

買取王国、22年1月の月次売上高は既存店が3.5%増 ファッション・ホビー・トレカなどほぼすべての商材が順調


 

■9日

KLab、『ラピスリライツ』はプロモーション計画変更の影響でユーザー獲得は計画未達 課金率やARPUは優秀で広告宣伝費投下でユーザー獲得を狙う

KLab森田社長、EAとの共同タイトルは「個人的な意気込みだが、国によっては売上ランキング首位も取れるのでは」と期待示す 日本市場は「本当にわからないが、結構上位に」

ハピネット、第3四半期決算は営業利益23%増の52億円…「一番くじ」や「ポケモンカードゲーム」好調 カプセル玩具も大きく貢献

コロプラの決算説明資料より…リリース時期別売上は『黒猫』フィナーレのFY2013が大きく減少 新作『テイルズ オブ ルミナリア』のFY2022も低調

KLab、21年12月期の決算は最終損失34億円 既存ゲームが想定上回る速度で減衰 『スクスタ』と『テイクレ』減損損失 EAとの共同タイトルは年内リリース予定

コロプラ、第1四半期(10~12月)決算は売上高14.1%減、営業益44.8%減 バンナムと共同開発した『テイルズ オブ ルミナリア』が配信開始に

バンナムHD、第3四半期の家庭用ゲームソフトの売上高は6.2%増の988億円 『テイルズ オブ アライズ』など新作好調、リピート販売も貢献

DeNA、中国のゲーム規制強化の影響は「ほぼない」 中国拠点での開発タイトルは成人がメインターゲット

360Channel、2021年9月期の決算は最終損失4400万円と赤字幅縮小

バンナムHD、22年3月期の期末配当予想の修正…発表済みのベース配当24円に業績連動配当105円を加えた1株当たり129円に

アクセル、第3四半期決算は営業利益208.5%増の9億4900万円…新規則機への入れ替え需要で遊技機向けLSIが伸びる

ファンコミ、21年12月通期の決算は営業利益18.7%減の23億円 一部広告主の予算削減や消費者の変化で 「nend」は赤字転落

コムシード、第3四半期は「グリパチ」好調を受けて上場来最高売上に 営業利益も8800万円と黒字転換

バンナムHD、第3四半期のアミューズメント事業は売上高44%増の613億円、セグメント利益43億円と大幅増収黒字転換 施設・業務用ゲームともに回復進む

フィールズ、第3四半期決算は営業利益23億円と18億円の赤字から黒字転換 パチンコ『新世紀エヴァンゲリオン』好調、「ウルトラマン」も大きく貢献


 

■10日

セガサミーHD、第3四半期の「F2P」の売上は横ばいの410億円 『プロジェクトセカイ』好調も19年3月期以前のタイトルが低下 『PSO2NGS』も伸び悩み

セガサミー、第3四半期のエンタメ事業はアミューズメント関連の収益改善が増益要因 ゲーセン連結離脱、UFOキャッチャー好調 家庭用ゲームは新作伸び利益率低下

セガサミーHD、第3四半期決算は経常利益165%増の333億円と大幅増益を達成 前年赤字の遊技機の収益が大きく改善 ゲーム事業も2ケタの増益に

セガサミーHD、22年3月期通期の連結業績予想を上方修正…営業益は230億円→310億円に エンタテインメントコンテンツ事業と遊技機事業が予想を上回る

エイベックスのアニメ・映像事業、第3四半期は営業利益424.7%増の8億7500万円 映画作品等のノンパッケージの利益率向上

GMO、21年12月期の決算は営業利益47%増の410億円…ネットインフラと暗号資産、ネット金融が過去最高業績を更新

中外鉱業、第3四半期決算は営業利益267%増の4億1500万円…市況活況を受けて貴金属事業好調、ゲームやアニメグッズの販売も伸長

エイベックス、第3四半期決算は営業益39億円と前年同期36億円の赤字から黒字転換 音楽ライブとパッケージの売上増で

サンリオ、第3四半期決算は営業利益20億円と前年同期25億円の赤字から黒字転換 EC・卸売に加え直営店復調、ピューロランド回復 通期業績も上方修正

NJHD、第2四半期(7~12月)決算は売上高2.7%減、2.5億円の営業赤字を計上 ゲーム事業での開発案件の中止や開発計画の見直しが響く

CRI・ミドルウェア、第1四半期決算は営業利益62%減の2500万円 エンタープライズ向けが苦戦 ゲーム系ミドルウェアは好調

アクセルマーク、第1四半期決算は営業損失500万円に 広告事業の成長に向けた成長投資を再開 システム強化と人員増強

NJHD、22年6月期通期業績予想を下方修正…開発案件の中止などで一転赤字計上の見通しに トライエースののれんの減損も計上 役員報酬の一部を返上へ

enish、21年12月期決算は売上高4.4%減、2.5億円の営業赤字に 『ごとぱず』通年寄与も『かのぱず』苦戦や『ブレオダ』の開発コスト計上で

セガサミー、第3四半期の家庭用ゲーム売上高は18.1%増の503億円 『真・女神転生Ⅴ』など好調な新作がけん引 高採算のリピートは販売本数が半減

ギークス、第3四半期(4~12月)決算は売上高107.7%増、営業益121.9%増に 第3四半期として過去最高の業績を更新 IT人材事業が好調を持続

ガーラ、第3四半期(4~12月)決算は売上高37.3%減、3.6億円の営業赤字を計上 『ラペルズモバイル』を2021年10月にアメリカ・カナダで提供開始

オルトプラス、第1四半期(10~12月)決算は売上高15億円、2.2億円の営業赤字を計上 既存タイトルの売上減少やスポーツゲーム1タイトルの終了で

日本一ソフト、第3四半期決算は営業益90%増の14億9100万円 『探偵撲滅』や『わるい王様とりっぱな勇者』など14タイトルを発売

日本ファルコム、第1四半期(10~12月)決算は売上高3億7900万円、営業益1億9500万円に Switch自社参入タイトル第一弾を鋭意開発中

KLab、22年12月期の業績予想は非開示だが定性的なイメージを明かす 移管と終了は売上にはマイナスだが利益にはプラスに、『ラピスリライツ』は増収要因

円谷プロ、第3四半期決算は営業益220%増の10億7500万円と大幅増益 「ウルトラマン」のライセンス収益が国内・アジア中心に拡大

ハピネット、2022年3月期末配当を1株あたり25円から35円に引き上げ 業績予想の上方修正を受けて