コーエーテクモ、25年3月期に売上高1000億円、営業益400億円を目指す中期計画…500万本級と毎期200万本級の家庭用、月商20億円と複数の月商10億円のスマホゲーム創出目指す
コーエーテクモホールディングス<3635>は、この日(4月25日)、2023年3月期を開始年度とする新しい中期経営計画を発表し、最終年度である2025年3月期で売上高1000億円、営業利益400億円、経常利益500億円を目指す。
これまでの中期計画は、2022年3月期より始まったものだが、最終年度の利益目標を初年度で達成したため、あらためて立て直したという。目標を達成できずに中止や延期することがあるが、同社のようなケースは珍しい。
重点目標として、パッケージゲームでは500万本級タイトルの実現と毎期200万本級タイトルの発売、スマートフォンゲームでは月商20億円タイトルへのチャレンジと複数の月商10億円タイトルの創出に取り組む、としている。
なお、2023年3月期は、3ヶ年の中期経営計画の初年度にあたり、年度を跨いだ大型タイトルの開発を予定していること、またIP許諾収益について保守的に見ていることから、単年度としては減益となる見通し。
【2022年3月期の実績】
・売上高:727億5900万円(前の期比20.5%増)
・営業利益:345億2700万円(同41.5%増)
・経常利益:486億9600万円(同23.9%増)
・最終利益:353億5900万円(同19.7%増)
【2023年3月期の見通し】
・売上高:770億円(前期比5.8%増)
・営業利益:325億円(同5.9%減)
・経常利益:425億円(同12.7%減)
・最終利益:315億円(同10.9%減)
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会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635