カヤックの決算説明資料より…ハイカジは4Q期間中に新作3本をリリース、年間では計13本を投入 ハイブリッドカジュアルへの投資は今後も強化

柴田正之 編集部記者
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カヤック<3904>は、2月15日、2023年12月期の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料の中から同社のゲームエンタメサービスの状況を見てみたい。

ゲームエンタメサービスの第4四半期期間(10~12月)の売上高は前年同期比で2.4%減、前四半期比で4.2%増となった。一時的にハイパーカジュアルゲームの外部システム起因による不調が生じて落ち込んだ第2四半期を底に順調に立ち直ってきているが、四半期最高業績を記録した前年同期には及ばなかった形だ。

四半期に1~2本以上の新作リリースペースを維持するとしているハイパーカジュアルゲーム(ハイカジ)は、この第4四半期には3本をリリースした。通期の目標8本(2本×4四半期)に対しては、計13本をリリースと目標を大きく達成した。

なお、ハイカジの発展型の事業であるハイブリッドカジュアルへの投資は今後も強化し、さらに強いアップサイドを中期的に狙う方針としている。

株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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