ユークス、ゲームソフト分野のクライアント都合の契約見直しなどで売上高・営業益は下方修正 為替差益などで経常益と最終益は上ブレに

  • ユークス<4334>は、3月7日、2025年1月期通期の連結業績予想の修正を発表、ゲームソフト分野においてクライアント都合による契約の見直しが発生したことなどにより、売上高と営業利益は従来予想を下回る見通しとなった。

    売上高33億9200万円→32億5500万円(増減率4.0%減)
    営業利益1億1000万円→8700万円(同21.1%減)
    経常利益1億1300万円→1億6300万円(同43.9%増)
    最終利益6800万円→1億9800万円(同190.2%増)

    ゲームソフト分野においてクライアント都合による契約の見直しが発生したことや、パチンコ・パチスロ分野の一部プロジェクトで納期に遅延が発生したことなどにより、売上高、営業利益は予想を下回る見通しとなった。

    ただし、営業外収益において、為替相場の変動による為替差益1800万円が発生したことや、保険返戻金5400万円の発生などにより、経常利益は予想を上回る見通しとなった。

    また、特別利益において、保有株式売却による投資有価証券売却益9500万円を計上したことに加え、新株予約権戻入益3700万円を計上したことにより、最終利益も予想を大きく上回る見通しとなった。

    2025年1月期の期末配当については、2024年9月6日に公表した1株当たり10円の予想から変更はないとしている。

株式会社ユークス
https://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高32億5500万円、営業利益8700万円、経常利益1億6300万円、最終利益1億9800万円(2025年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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