サイバーステップHD、テレビ・エンタメ業界に特化したAI・DX事業を展開するNAXAを4月24日付で買収 取得価額は約3億円の予定
サイバーステップホールディングス<3810>は、4月22日、テレビ・エンタメ業界に特化したAI・DX事業を展開するNAXAの全株式を4月24日付で取得し、子会社化することを発表した。取得価額は概算で3億600万円。
NAXAは、テレビ・エンタメ業界に特化したAI・DX事業を展開し、放送局、動画・音声配信サービス、通信関連企業などに対して、配信アプリ開発、字幕生成AI、広告合成AI、動画編集アプリなどの開発・ソリューション提供を行っている。同社は、これまでに70件以上の開発プロジェクト実績を有するほか、配信アプリ/VOD、字幕関連技術等の技術資産を保有している。
同社グループの主力事業では、映像コンテンツ、景品紹介動画、配信素材などのデジタル資産が日々蓄積されている一方、これらの二次活用、再編集、字幕付与、SNS 向け展開などの効率化が課題となっていた。このため、NAXAが有する知見をグループ内に取り込むことは、同社グループの既存事業におけるコンテンツ活用効率の向上、サービス開発力及び運営力の強化に資するものと判断した。
同社グループは、このような観点から、NAXAをコンテンツを自ら消費者に直接提供する事業会社としてではなく、既存事業を技術面で支える「AI・コンテンツDX技術基盤」を提供する会社として位置づけている。
この子会社化により、同社グループは、NAXAが有する技術資産、人材、顧客基盤および開発ノウハウをグループ内に取り込み、コンテンツ提供機能に加えて、これを支える技術基盤機能の強化を図っていく。これにより、映像・配信コンテンツの二次利用、広告素材化およびコンテンツ管理の効率化を進めるとともに、収益基盤の拡充を目指していく。
さらに、同社グループは、持株会社体制移行後に推進する事業ポートフォリオ多角化の一環として、「商品・リセール」「広告・メディア」に加え、これらを技術面から支える「AI・コンテンツDX技術基盤」をグループ内に備えることとなる。これにより、各事業機能の連携を通じた事業運営の高度化を図るとともに、事業ポートフォリオの拡張および中長期的な企業価値の向上に取り組んでいく。
なお、この子会社化は、中長期的に同社グループの連結業績の向上に資するものと考えているとしているが、2026年5月期の同社の業績に与える影響は軽微である見込み。今後、開示すべき事項が発生した場合には速やかに発表する方針だ。

会社情報
- 会社名
- サイバーステップホールディングス株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 湯浅 慎司/創業者 代表取締役会長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高25億400万円、営業損益17億8700万円の赤字、経常損益19億1600万円の赤字、最終損益16億9500万円の赤字(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810